英語はどのくらい話せれば入学できる?試験の内容は年齢次第

―― お子さんがマルボロカレッジに入学したのは、AさんがY7(11歳~12歳)、BさんとCさんはY1(5歳~6歳)になる時期。中学校と小学校の入学タイミングでもありますが、年齢によって入学試験は違いますよね。それぞれ、どんな内容だったのでしょうか?

B うちの場合、Y1(5歳)から入るタイミングだったので、ペーパーの試験はありませんでした。でも、2時間の行動観察があって、集団生活の中で学んでいけるかしっかり見られているというのは感じました。実際、不合格になっている子もいると聞きます。

A そこは全然違いますね。Y7(11歳)で入学試験を受けた娘の場合は、ペーパーテストがしっかりあって、その後に30分間の面接がありました。30分って結構長いですよね。

Aさんの長女 まず、算数と英語が一緒になったようなペーパーテストがあって、それが入学テストでした。面接は、学校の先生と寮の先生、それぞれと1対1で15分ほど。自分のことをアピールしなさいと言われて、必死に話をしました。もちろん、すべて英語です。

 それから、入学後には全教科でレベル分けのためのテストがありました。シンガポールのインターで中国語を選択していた私は、中国語では一番上のクラスになったのですが、ネイティブの子ばかりで授業中の会話についていくのが大変です。定期的にテストがあって下から上に上がることはできるのですが、下げたいと言っても「下のクラスでは簡単すぎるから」となかなか下げてもらえません。入学時のテストは重要だと思います。

A ただ、日本の小学校から直接来て、入学試験をパスしている子もいます。もちろん、ある程度は英語の勉強をしてきている子達ですが、ネイティブレベルではなくても入学できる可能性はあるということです。英語がネイティブレベルでないと入学を認めないインターもありますので。小学校高学年や中学校から来ている子もいますよ。