英語も北京語も学べる環境を用意してあげたい

Bさん(以下、敬称略) 私は現在、ジョホールバルからシンガポールまで車で1時間ほどかけて通勤しています。夫は今も東京に拠点を置いていて、東京、シンガポール、ジョホールバルを行ったり来たりする生活です。

 私達は夫婦の仕事と子どもの教育のどちらのメリットも考えた結果、シンガポールに移住することを選びました。子どもの将来のことでいえば、英語を学ぶためだけに留学をするのではなくて、インドネシア・バリ島のグリーンスクールや米国のアルトスクール(ICT教育で有名な学校)といった世界各地の質の高い教育を受けさせたくて。6歳のうちから英語も北京語も学べる今の環境で過ごしていたら、将来の選択肢が広がりますから。

 娘は日本では普通の保育園に通っていましたが、まだ3歳のときに決断したということもあって、シンガポールのインターナショナルスクールにもすぐになじみました。その後、小学校に入学する5歳のタイミングでマルボロカレッジに転校しました。

Cさん(以下、敬称略) わが家は、夫の仕事の関係で中国で生活をしていました。私は中国へ移るタイミングで仕事を辞め、中国では中国語の学校に通いました。1年ほど前に夫が日本に戻ることになったのですが、英語も中国語も話せるようになった長女を見ていたら、この環境を維持してあげたいという気持ちが大きくなって。

 娘は私が2人目と3人目を出産する際、一緒に一時帰国したのですが、数カ月の間に英語も中国語も話せなくなってしまったのです。語学維持のために、英語も中国語もできる中国語圏のインターナショナルスクールを求めてシンガポールや台湾、マレーシアを探した結果、物価などの生活コストも考えて、ここジョホールバルのマルボロカレッジに決めました。

勉強だけではなく、スポーツも盛ん。AチームとBチームに分かれ、週末には他校との対抗試合も
勉強だけではなく、スポーツも盛ん。AチームとBチームに分かれ、週末には他校との対抗試合も