「日経DUAL」が読者を対象に実施した「子どもの習い事」に関するアンケートによると、「現在やっている習い事」の3位、「これからやらせたい習い事」の2位に「ピアノ」がランクイン。共働きのママ・パパに高い人気を誇っています。

 ピアノなどの音楽の習い事は、教養として、あるいは、音楽とのふれあいを通じて豊かな感性を育む情操教育として非常に有効です。さらに、一生のかけがえのない趣味にもなるし、練習を通じて集中力・忍耐力も鍛えられます。発表会での満足感や緊張感、難しい曲を弾けたときの達成感を子どものうちから経験させられることも、親としてはうれしいものです。近年では、幼児期におけるピアノなどの音楽の習い事が、脳の発達にもいい影響を及ぼすとする研究結果も多数発表されています。また、書籍『頭のいい子が育つ習い事』では、東大生に「過去にどんな習い事をしていたか」とたずねたところ、半数以上が「ピアノ」と答えたという結果を紹介しています。

 しかし、「音楽を習わせるのはいいこと」と思いつつ、一歩を踏み出せないママ・パパも少なくないようです。

 「私も昔習っていたけれど、長続きしなかったな」「長くピアノ教室に通ったけど、今はまったく弾けないんだよね」「練習するのが苦痛だったな」などなど――自分自身の経験を振り返り、「うちの子も続かないんじゃないか」「実にならないかも」という懸念を抱く人も多く見られます。

 そうした中、「私が子どもの頃に通って楽しかったし、今も音楽を楽しんでいる。だから自分の子も通わせている」というママの声が多く聞かれる音楽教室があります。60年以上の歴史を持ち、全国に3500会場を展開する「ヤマハ音楽教室」の幼児科です。

 ヤマハ音楽教室幼児科は、4、5歳の子どもたちを対象に、楽しく、無理のないレッスンを実施していますが、ただ「楽しい」だけではありません。レッスンを通じて、目には見えない「音楽の基礎力」が着実に身につくのです。あらゆることを「スポンジのように」吸収する4、5歳の時期に、音楽の基礎力を身につけるかどうか。これは、小学校高学年になると、楽器を演奏するうえで大きな差となって表れます。

 しかも音楽の面だけではなく、「幼いころから練習する習慣が身に付いているので、勉強も計画性をもってやれている」「何事も頑張ればできるようになる、と前向きにいろいろなことにチャレンジしているみたい」など、生活にも良い効果が表れているよう。

 楽しみながら音楽の基礎力が身につくヤマハ音楽教室幼児科の秘密を、生徒のママ・パパたちの声、ヤマハ独自のシステムやメソッド、講師によるレッスンの工夫など、さまざまな角度から探ってみました。