わが子の誕生で命の尊さを実感したことが、ミステリー小説執筆につながった
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今回は、俳優・中尾明慶さんがご来園! 今年1月に『陽性』(双葉社)を出版し、小説家としてのキャリアもスタートされた、2歳の男の子のパパです。
安田:小説『陽性』は、思いがけず赤ちゃんを授かった若いふたりが、周囲から反対されながらも、「産みたい。おなかの赤ちゃんを守りたい」と、出産に真摯に向き合っていくというストーリーですね。
中尾さん:『陽性』を書きはじめたのは、自分に子どもが産まれたことがきっかけでした。“命の誕生”をテーマにした小説です。出産って、命がけだと思うんです。母親が命をかけて産むんですよね、本当に。生命の重さを伝えたくて、ミステリー小説という形で書かせていただきました。
安田:中尾さんは、どんな子育てをされているんでしょうか?
中尾さん:公園に行ったり、お風呂に入ってお湯をかけあったり、毎日息子と楽しく遊んでますよ。共働きなので、些細なことですが、お風呂を洗うとか、ゴミ捨てとか、洗濯物をたたむとか、ちょっとしたことはもちろんしています。お母さんって、本当に大変だと思います。僕、最初に子どもと留守番したとき、熱出したんですよ。
安田:……えっと、お子さんじゃなくて、中尾さんが熱を出したんですか!?(笑)
中尾さん:そうです、僕が。知恵熱です(笑)。子どもは「ママ~! おかえり~!」って駆け寄っていって元気だったんですが、僕のほうが体調が悪くなってしまって(笑)。それくらい子育てってハードなんですよね。もちろん仕事先でもストレスってありますけど、外の空気を吸って、大人同士の話ができるじゃないですか。でも赤ちゃんは泣きつづけるもので、話し合いはできませんから。そのうえ、ごはんを作って、食器を洗って、と家事もするなんて……これほど大変なことはありませんよね。そんなときは迷わず実家へ帰りましょう!(笑)
安田:ひとりで育てず、誰かに助けてもらうことが大切ですよね。
中尾さん:子育ては、正解も見えないなか、突き進まなくてはならないもの。最近ではご近所付き合いも減ってしまっていますし、どんどん孤独になってしまいがちですから、とにかくまわりの人に頼って、助けあって育てていけたらと思います。
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大学教授が監修・指導統括する、子どものための野外授業って?
さてみなさん、お子さんにどんな習い事をさせていますか? わが家では合気道をはじめたものの、息子がいっこうに興味をしめさず……(涙)。いったい何を習わせたらよいのか? 迷走中です。そんななか、ママ友から教えてもらったのが、「早稲田こどもフィールドサイエンス教室」。年長児~小学校5年生のための“野外理科教室”があるというのです。週末にバスで海や山に出かけ、豊かな自然の中で観察をし、机の上では教わることのできない貴重な学びを子どもに体験させてあげられるんだとか。
安田:今週末も仕事で、子どもたちをどこにも連れていってあげられてないや。でもこのお教室は、講師の先生が子どもたちを野外へ連れ出してくれるのねぇ。“早稲田大学の持っている教育資源など、早稲田の特徴を生かした教育研究事業”というのも、魅力だわぁ。
……ということで、「無料体験教室」へ息子と出かけてみました!