子どもの命を預けるなら、料金より質に目を向けて
今回、首都圏を中心に展開するベビーシッターサービス企業21社(アルファコーポレーション、キンダーネットワーク、子育て支援、サンフラワー・A、シェヴ、ジャパンベビーシッターサービス、小学館集英社プロダクション、スリール、タカミサプライ、タスク・フォース、テンダーラビングケアサービス、ノーベル、ハニークローバー、プティタンジュ、ベアーズ、babyhome、ポピンズ、マザーネット、マミー東京、myrica tree、ル・アンジェ/以上五十音順)に対してアンケートを実施。DUAL読者が実際にベビーシッターを頼む際に重視するであろうポイントを編集部で協議し、1~10位まで独自にランキングした。
なお、利用料やサービス内容などが異なるため、「個人契約型(マッチング型)」はランキングの対象から除外し、「事業者契約型(スタッフ派遣型)」のみのランキングとした。(参考:「家事代行&シッター 読者6割が活用、選ぶ基準は?」)
採点基準は、基本的に家事代行サービスと同様だが、ベビーシッターサービスでは入会費や年会費を必要とするところも多く、共働き家庭にとって気になる出費の一つであろうということから、「料金」の採点項目に「年会費・入会費の金額」というのを加えた。年会費や入会金がかからないというのが最高点で、料金が高いほど加点を少なくしている。
各企業からのアンケートへの回答に基づき、以下の12項目について評価し、点数化した。
以前の記事でフローレンス代表理事の駒崎さんも語っていたように(「シッター発注 派遣型とマッチング型の混同注意!」)、「ベビーシッターサービスは、シッターの質が重要。安さだけで決めてはいけない」ことに重点を置き、今回は各社のサービス内容を確認した。もちろん料金は限られた収入の中で支払っていくには非常に重要なために項目に入れているが、スタッフの質を保つための研修なども調べている。 次ページから、日経DUAL編集部が選んだ「2016 ベビーシッターランキング 1~5位」を発表する。