特集「英語教室ランキング2016」の2、3回目は大手英語教室、4回目はオンライン英会話スクールを、ランキング形式で紹介した。
5回目となる今回は、グローバルで活躍できるような、母国語レベルに近い英語力を身に付けたい…という願いをかなえるのに最適なプリスクール3校と、フィットネスやサッカー、テニス、アートなどを英語で習い「時短で一芸も身に付く一石二鳥」なホビングリッシュのスクール2校を取り上げる。
プリスクールは英語を使う保育園?
日本でプリスクールと呼ばれるのは、簡単に言えば、英語を使う環境で保育を行う施設のこと。早いところでは0歳から、多くは2歳から通え、週1~5日、1日2~6時間預ける、あるいは親子で通うようになっている。最近は共働きをサポートする延長プログラムを用意しているスクールもある。
プログラムは基本英語で行われる。例えばニューワールド インターナショナルスクール、ベルグレイヴ・イングリッシュ・スクールでは、アート、ミュージック、自然、言語、表現、算数、社会性、自主性などの要素を遊びの中に取り込むプログラムを実践しつつ、トイレトレーニングなど生活面でのサポートも英語で行っている。
英語での生活を幼少期から送ることで、“脊髄反射レベル”の英語力を身に付けることが期待できるが、小学校以降の進路も考えておいたほうがいい。インターナショナルスクールを希望する場合は、日本の義務教育の卒業資格が取れないからだ。小学校は義務教育の範囲内で通わせるのであれば、英語での学童保育・アフタースクールも選択肢に入るだろう。
なお、今回紹介するJOYキッズインターナショナルスクール、ニューワールド インターナショナルスクール、ベルグレイヴ・イングリッシュ・スクール(以上五十音順)以外のプリスクールもアンケート調査の対象としたが、複数校から「共働きの家庭の子どもはいない」「共働きはお断りしている」<という回答があり、掲載に至らなかったことを追記しておく。たとえ子どもを通わせたいと考えても、保育園や幼稚園とはシステムも料金も異なるので、十分に下調べをする必要がある。
では次ページから、各プリスクールの生の声をお届けしよう。
次ページから読める内容
- 異文化を理解して国際人になるための、日本人向けプリスクール
- 80%の卒業生がインターナショナルスクールや留学の道を選ぶ
- 共働き家庭への理解度が高く、延長保育もリーズナブル価格で実施
- 「ホビー+イングリッシュ」で一石二鳥の「ホビングリッシュ」
- サッカーの技術向上がメーンの目的ではなくサッカーを通じて英語に慣れ親しむ
- 20カ国を超える様々な国籍の講師が在籍。英語を「文化」としてとらえるように