子どもの事故や誤飲――予防策&万が一のときの対応は?
「あなたはひとりじゃない!つながるってすてき!」を合言葉に、子育てに関わるすべての人に笑顔を届ける「ホリプロ保育園」。子育てに関するステキな活動をされている方を取材し、200本近い動画を配信しています。
今回は、医師の良雪 雅さんがご来園! 良雪さんは、総合診療科の医師として数多くの患者さんを診察しながら、「一般社団法人 i-oh-j」代表理事として、医師の確保と住民の啓発により、地方の救急医療の再生を目指す取り組みをされています。今回は、「子どもの事故・誤飲を防ぐためにできることとは?」を教えていただきました!
安田:子どもで気をつけるべき事故とは、どんなものがあるのでしょうか?
良雪先生:年齢別で大きく3つに分けられます。0歳児は「ベッドの上での窒息」が、すべての事故の3/4を占めています。2歳くらいまでは「溺水」、それ以上になると交通事故が増えています。
安田:2歳までの事故は、ほとんど“家の中”で起きていることが多いんですね。まず、「窒息」を防ぐためにできることはなんでしょうか?
良雪先生:
▶赤ちゃん用のマットや布団は、やわらかすぎないほうがよい
▶タオルや紐のあるおもちゃを片付ける
▶できるだけベッドの上はシンプルに
▶特に寝返りがうてる5カ月過ぎから危険がふえるので「うつ伏せ寝はひかえる」
など心がけていただければと思います。
安田:続いては、水に溺れる事故について教えて下さい。
良雪先生:家の中でいちばん危険なのは、「お風呂のたまり水」です。浴槽の中をのぞきこんで滑り落ちてしまったときに、たった数センチでも水がたまっていると、溺れてしまう可能性があるんです。お風呂からあがったら、お湯は毎回捨てて、お風呂場に入れないよう、子どもの手の届かない場所にロックをつけておくとよいでしょう。
安田:次は誤飲です。6カ月~1歳くらいまでは、「なんでも口に運んで確かめようとする時期」ですよね。
良雪先生:はい。「4cm」の大きさならば、なんでも誤飲する可能性があると言われています。その中でも多いのは、タバコ・薬・小さいプラスチック製品です。こういったものは、手の届かないところに置きましょう。
安田:誤飲したときの対応は?
良雪先生:クレヨン・口紅・紙などは、誤飲してしまっても、ほとんど問題にならないといわれています。逆に危険なのは、防虫剤・香水・電池・灯油・画びょうなどのとがったもの。万一飲みこんでしまったら、すぐに救急病院を受診してください。「事故」も「誤飲」も、“何が危険かをあらかじめ知っておく”ことで、予防策を打つことができます。自治体などでやっている救命講習などを受講して、いざというときのために備えていただければと思います。
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子どもが喜ぶ店だって……行きたくなるレストランを教えてくれるサービス
そして今回の子育てサービスのお試しは、日経トレンディのイクメン記者・もりもりさんオススメの「ダイニングコンシェルジュ PlanB」。
もりもり記者:子連れでゆっくり楽しめるお店や、子どもが喜ぶ仕かけがあるお店って、自分で探すのは大変ですよね。お店によっては、子ども向けのサービスをホームページなどに載せている場合もありますが、なかなか調べるのは難しい。やはり頼りになるのは“口コミ”です。誰かのオススメがあれば安心ですよね。
そんなときに便利なのが、「PlanB」です。お願いしたシチュエーションに合った飲食店を、コンシェルジュがアレンジしてくれるんです。なんとお店選びだけでなく、予約までしてくれます。子どもと一緒に楽しめるお店にくわしいコンシェルジュだけでなく、ビジネスでの接待に使える店にくわしいコンシェルジュや、デートのお店選びが得意なコンシェルジュなどもいて、いろいろな要望にこたえてくれます。
「PlanB」は、日本にまだブログがなかったときに、国内初のブログサービスの提供をはじめた「株式会社ドリコム」が手がける新規サービス。「ドリコム」といえば、“ソーシャルゲームを提供している会社”というイメージが強いと思うのですが……昨秋から、なんと「食」に関するサービスを始めたというので驚きました!
プロデューサーは、食にこだわりを持つ子育て中のパパ。毎週末、子どもと一緒に行けるおいしいお店を探しまくってきたそう。しかし、子連れで行けるお店の情報を集めるのは至難の技。そこで、「その土地にくわしいグルメな人たちが、ニーズにあったおいしいお店を教えてくれるサービスがあったら」と、この「PlanB」をスタートさせたんだそうです。
安田:なるほど、パパが子育てしていくなかで、リアルに必要性を感じてはじめたサービスなのね。これはおもしろそう!
ということで、さっそくお試ししてみることに!