第一希望の保育園に直接、保活
画像はイメージです
保活を始めるうちに理解したのは、認可保育園の入園に関してはA市の一存で決まるということ。書類上のいわゆる「点数」で入園が決まってしまうらしいということでした(今では当たり前に知っていることですが、当時は何も知りませんでした)。
しかし、疑い深くなっていた私は「園側にもアピールしておくに越したことはないだろう。もしかしたら力を持っている園長の場合は、口をきいてくれるのではないか」と考えました。もちろん、実際に保育園に入園させているママ友からも事情を聞きましたが、これに関しては誰も真実は分からない。でも、可能性がゼロではないなら、やってみたほうがいいと判断しました。
そこで始めたのは、保育園で週1回開催される一般開放日への参加。そこでは参加する親子同士のコミュニケーションを促進するために、名札を作り、それが名簿に記録されます。どこに住んでいるどんな親子がその場を利用するのかを、園や市が把握するため、という狙いもあるのでしょう。
たまに副園長先生が同席されているときは、欠かさず挨拶をしました。また、私のように保育園見学を兼ねて来ている保護者もいるようなので、すかさず情報交換。同じ園に入園を目指すライバルでありながら、使える情報を持っているかもしれない貴重な存在です。そういった意味で、希望園の開放日はとても重要な日となりました。
こうして顔を覚えてくれた副園長先生から「今度、運動会があるから見に来てくださいね」とお誘いが。「行きます!!」。当然です。園児達の様子が見学できるうえに、さらなるアピールができる貴重なチャンス。間違っても仕事を入れてはいけないと、手帳にしっかりメモしました。運動会当日も副園長先生にお礼がてらご挨拶を。在園児に配るお絵かき帳までいただき、なんだか保活のお守りのように感じました。
副園長先生には何度かさりげなく「こんな園に息子が入れたらうれしいです」と入園アピールをしてみましたが、微笑むだけで手応えなしです。「ならば園長先生にもご面会したい」と気がはやりましたが、あまりにもガツガツしている感じが否めないのでやめました。
次ページから読める内容
- 保育園申請の時期に突入。気の利く担当者を見つけてラッキー
- 希望園をどの順位まで書くかが考えどころ
- 無事に第一希望園に入園
- 第二子妊娠で始まった、次なる保活
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