入園に際し、上下の服と肌着を15着ずつ用意

―― 洗濯が大変といえば、着替えの用意はどうですか?

大石 保育園は着替えをする回数が多いですよね。うちの園は上下それぞれ5着、常に置いておかないといけません。区立の認可園なので、めちゃくちゃ泥んこ遊びをさせるんです。絵の具でベタベタとか、粘土遊びとか、とにかく服が汚れるので、1日2回か3回は着替えさせてくれます。それに加えておもらしをした場合のことを考えると、4~5着必要になってくるんですよね。洗い替えのことを考え、上下、肌着15着ずつ用意しました

田口 今は無認可園に通わせているので、毎日の通園カバンの中身は着替え1着とお昼寝用のパジャマ1着のみ。シーツはもちろん、食事用のスタイもおむつも支給なので、持っていく必要がないんです。その分、保育料は高いですけどね。

小林 おむつが支給されるんですか、すごい! 私はいつも名前ハンコを一枚一枚に押したおむつをパックごと持っていきます。いきなり「明日、おむつの補充をお願いします」と言われるので、慌てて夜中に1パック分のおむつにハンコを押すことも。一度おむつのストックがなくて、近所のドラッグストアに売ってないので、日赤病院の売店まで買いに行ったことがありました。せめて3日前くらいまでに言ってほしいです。

田口 認可園のときは、おむつのストックがなくなると、「園のおむつを1枚使用したので、1枚返してください」と言われたこともありましたよ。

―― おむつに名前を書かなくてもいい園の場合は、ネットでおむつを購入して宛先を園にしておくという人もいますね。逆に、使用済みのおむつをすべて持って帰らなければいけない園もあったりと、園によって方針が違うところですね。

名前付けはラバータイプ、防水タイプ、ボタン…用途に合わせて使い分け

田口 名前付けといえば、柄物の靴下って困りますよね。名前を書くところがないのでスタンプしにくいし、黒い靴下も何色で書けばいいのか、っていう。

大石 私はインターネットで探したサイト(シールDEネーム)で、ラバータイプのアイロンシールを名前入りで作りました。ラバーだと、靴下のような伸縮する素材にも付けられるんです

小林 名前シールは必須ですよね。一般的な紙タイプ、アイロンタイプ、防水タイプの3種類も作りましたよ。フォトサービスの「55ステーション」の場合、ネットで注文したら3時間後から店舗で受け取ることができるので、急ぎのときなんかは便利ですよ。

大石 靴にはイラストと名前入りのボタンをネットで見つけ(Le・Coule)、かかとの輪っかの部分にゴムを通して付けています。イラストにしたのは、まだ字が読めない子どもでも分かるから。保育園では誰々はりんご、誰々は飛行機、などとそれぞれにイラストが決められていて、それにそろえてパトカーにしました。このボタンだと洗うときに外すことができるので、名前も消えないんです。

 それ以外に、名前入りのタグをネットで作りました(おしゃべリボン)。お下がりの服だと首の後ろのタグが切られていて名前を書けないことがありますよね。最初はマスキングテープに名前を書いて貼っていたんですが、チクチクするし、剥がれてしまってかわいそうなので、ここは頑張って手縫いでタグを付けました。