デジカメやスマートフォンで写真を楽しむための、ちょっとしたお役立ち情報をお届けしている連載「DUALフォトTIPS」。今回は、写真整理のコツを紹介します。スマホで撮りためた写真をパソコンに移すには、ケーブルでつないで転送するのが手っ取り早い方法です。

 スマートフォンで写真や動画を撮りためていくと、いつの間にか記憶装置の容量を圧迫していることがあります。子どもの入学式や運動会など、撮りまくりそうなイベントの前には、一度、スマホの空き容量を確保しておくと安心ですね! 容量がいっぱいで、撮影やアプリのインストールができなくなる、といった事態を避けられます。

容量を確保するには、どんどん増える写真や動画を別の場所にバックアップして、スマホ側のデータを消しましょう。
容量を確保するには、どんどん増える写真や動画を別の場所にバックアップして、スマホ側のデータを消しましょう。

 主なバックアップ先は、ざっくり以下の二つです。

(1) パソコン(自宅にあるハードディスク)
(2) インターネット上のオンラインストレージ

 今回は、(1)の方法を紹介します。iPhoneとパソコンをUSBケーブルで直接つないでデータを転送します。インターネットの通信料もかからないので、移したいデータが多いときはこちらがオススメです。

(2)の方法は、「スマートフォンの写真を“外”に移す方法」をご覧ください。

1  iTunesをインストール

 ケーブルでiPhoneとパソコンをつないで転送する際、iTunes(アイチューンズ)という無料のファイル管理ソフトを使います。以下のページから、パソコンにインストールしておきます。

iTunes
http://www.apple.com/jp/itunes/download/

iTunesを起動。「設定」画面を開き、スマホとパソコンのデータが勝手に書き換わらないよう、あらかじめ自動で同期しない設定にしておきます(①~④)。
iTunesを起動。「設定」画面を開き、スマホとパソコンのデータが勝手に書き換わらないよう、あらかじめ自動で同期しない設定にしておきます(①~④)。