子どもとがっつり遊べる5~6年を、お父さんが貪欲に楽しもう!
「あなたはひとりじゃない! つながるってすてき!」を合言葉に、子育てに関わるすべての人たちに笑顔を届ける「ホリプロ保育園」。子育てに関するステキな活動をされている方を取材し、200本近い動画を配信しています。今回は、今年1月に『父親(オトン)が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。』を出版した3児のパパ・布施太朗さんご来園!
5年前、Twitterで「子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない」とつぶやき、多くの共感のコメントを集めたことをきっかけに、ウェブサイト「父と子の遊びサイト oton+to(オトント)」を開設した布施さん。
安田:布施さんは、最初から子育てに積極的だったんですか?
布施さん:いえ、長男が生まれたころは大きな企業(リクルート)のサラリーマンで、仕事ばかりしていました。今の会社に転職してからも、仕事が中心の生活でしたね。でも、長男が小学3年生のときにふと、「父親が本領を発揮して子どもとがっつり遊べるのは、幼稚園年中~小学3、4年生くらいまでしかない」ことに気づいて……。たったの5、6年間しかないんですよね。この時期はいわば「父としての青春期」。「子どもともっと貪欲に楽しまなきゃ、もったいない!」と思うようになったんです。
安田:著書の中には、「ホメアイ鍋」「やっといたぜ! 発表」など、オトン発信のおもしろいイベントの様子が描かれていますね。これはわが家でもやってみたいなと思いました!
布施さん:「ホメアイ鍋」は、親子ゲンカ&兄弟ゲンカで家の中がトゲトゲしていたとき、家族で鍋をやったんです。ただの鍋ではなく、家族でお互いのよいところを見つけて順番に発表するんです。ほめられる人は照れくさいんですが、言ったほうも言われたほうもうれしくなって、家の中が明るくなりました。
「やっといたぜ! 発表」は、子どもたちが片付けを全然しないのを見かねて、「みんなのために、これ、やっといたぜ」ということを報告しあう時間を設けたんです。「玄関の靴をそろえておいたぜ」とか、「トイレットペーパーがなくなったから、替えておいたぜ」とか、わざわざ人に報告したりしないような些細なことでいいんです。こうしてわが家では、オトンがちょっとした家族イベントを行なうことで、ちょっぴり雰囲気がよくなったり、お互い居心地がよくなったりしています。子どもとのかけがえのない時期の過ごし方を、それぞれのご家庭に、それぞれのやり方で持ち込んでもらえたらいいなぁと思っています。
>>インタビューを動画でご覧いただけます>>
「かんしゃくを起こす」など子どもの発達の悩みを相談できるお教室があるらしい
さて最近、5歳息子のことで、ちょっと気になっていることがあります。それは、「怒りの感情がコントロールしづらい」こと。先日、児童館で遊んでいたとき、1つ年上の男の子と取っ組み合いのケンカになりました。なんてことはない、おもちゃの取り合いからはじまったようなのですが……私が止めに入ると、今度は私の髪の毛をギューっと引っ張り、怒りをぶつけてきます。
安田:痛い痛い~! やめて~!
と言っても、聞こえているのかわからないほど、涙を流しながら怒りにワナワナと震えている息子……。ほかにも、人前でクイズに正解できなかったときや、ゲームに負けたときに、私の髪が抜けるほど強い力で引っ張ってきます。
安田:まだ子どもだから、うまく表現できなくてあたりまえよね。
と思う反面、「もしかしたら、パニックになりやすいのかしら?」と心配になり、「発達障害」についてネットで調べてみたりしていました。
そんなときに人から聞いたのが、学習塾&幼児教室「Leaf」。その子の得意や苦手を見つけ、ひとりひとりの特性に応じた方法で指導してくれるのだという。一般的な学習塾&幼児教室としての機能だけでなく、発達の遅れなどが気になる子どものためのコースもあり、発達障害・学習障害・ADHD・不登校の子どもたちもたくさん通っているんだとか。ダウン症の子を持つママ友に聞いてみたところ、
ママ友:「Leaf」は、東京近郊でダウン症の子を育てているママなら、みんな知ってるんじゃないかなぁ。私の知り合いも通ってるよ~。
とのこと。
「Leaf」には、0~6歳向けの「Leafジュニア」と、小学生・中学生・高校生のための「Leafプログレス」があり、全体の利用者は8,000名以上。全国に58教室を展開(2016年1月時点)。しかも「Leaf」を運営する「株式会社LITALICO」では、就労支援事業までやっているというではありませんか。いったい、どんな先生がいて、どんな授業をしてくれるのでしょうか?