学校では、椅子に座る時間が長い。正しく座れないと学習に影響する
小学校の授業時間は45分間です。その間、じっと椅子に座り、先生の話を聞いたり書いたりして学習します。好きなときに座って、飽きたら立つことはできなくなります。まさに、学校生活は椅子生活といえます。
学校の椅子生活にむけて、家庭でも椅子に座ることを習慣にしておくとよいでしょう。上手に座るためには、正しい姿勢で座ろうという気持ちの面だけでなく、体を支える筋肉と、体の位置情報をキャッチする視覚、バランス感覚機能が相互に働く必要があります。
例えば、骨盤を起こすように座ると背筋も伸びます。また、足が床にしっかりついていることも姿勢の安定につながります。しっかり座ることができてはじめて、学習が効率よく身につきます。座位姿勢は学習の土台になります。