学校では、手ぶらでの移動は少なくものを持って移動することが多い
登下校のときは、手ぶらで歩くことは少なく、手さげ袋などを持って歩くことがほとんどです。
雨の日は、さらに傘を持つことになります。教室ではランドセルを後ろの棚から持ち運びします。また、筆箱、教科書、ノートなどの学用品を教室内で持ち歩いたり、それらを持って別の教室へ移動することもあります。
このとき、持つ力が弱いと、落としたり、すぐ床や机に置きたくなったりして、ものを持つことが嫌になり、学習に悪影響が出ます。
ものを持つ力は、指先の筋肉だけでなく、体幹がしっかりしていることが前提です。また、見る、ものに触る、力を入れるなどの感覚機能を連携して働かせることも重要です。
手元や前方をよく見て、バランスをとって歩き、指先や腕に力を入れることが必要なのです。