金融機関は途中変更できないなど注意点も

Q.子どものお金じゃないとできませんか?

 親や祖父母などが出したお金をジュニアNISAで投資することができます。また、子どもが受け取る金額の合計が年間110万円までなら祖父母などからお金をもらっても贈与税もかかりません

Q.申し込み書類は何が必要ですか?

 ジュニアNISA口座開設届出書などの金融機関から送られてくる所定の書類に、マイナンバー通知届出書、親権者の本人確認書類、親権者と子どもの続柄が確認できる書類を添えて申し込みます。

Q.確定申告は必要ですか?

 必要ありません。

Q.ジュニアNISAはどの金融機関でも同じですか?

 ジュニアNISAで投資できる商品の対象は、金融機関によって異なります。また、証券会社のジュニアNISAは、投資信託も株式も投資できますが、銀行のジュニアNISAは投資信託しか買えません。ジュニアNISAは1人1金融機関しか口座を開くことができず、途中変更もできないので、将来、株式投資の選択肢を持っておけるように、証券会社で開いてみてはいかがでしょうか?

 ジュニアNISAは成人になるまで口座変更ができないため、金融機関は未来のお客様とつながるべく、様々なキャンペーンを行っています。手数料無料やキャッシュバック、または住民票取得代行などのキャンペーンが主流の中、ユニークなキャンペーンもあります。

 例えば、SMBC日興証券では、個人賠償付傷害保険が付いたり、イオン銀行では購入時手数料全額がWAONポイントで還元されたりと面白いキャンペーンを行っています。

 キャンペーンの内容や投資商品について、親子で調べて金融機関を選ぶのもいいかもしれません。これをきっかけに、2016年は子どもと一緒にお金について学ぶ年にしてくださいね。