子どもはお金がかかります。衣食住に移動に教育。その全面的な補助が必要だと思います。
私が大臣になって一番力を入れたいのはここです。
今、子どもが3人いるのは比較的裕福な家庭なんだから、補助は無駄という意見がありましたが、そもそもそれがおかしいと思うんです。裕福でない家庭も、子どもがたくさん欲しいなら、育てられる環境を提供することが、重要なのではないでしょうか?
うちは私自身が一人っ子。質素な家庭でしたが、大学は私立に入れてもらいました。そして娘も一人っ子。生々しい話ですが、二人目は流産して、何年後かにマンションを買いました。だから車か子どもか、とか、住宅ローンか子どもか、ということのバランスを取る人達の気持ちが非常によく分かります。でも、産む力のある人にどんどん安心して産んでもらう。これは非常に合理的な政策だと思います。
どんどん産めなかったからこそ、産める人に現実的なエールを送りたいのです。