子どもにお金が掛からない仕組みへの転換

■子ども料金は20歳まで ※フランスの鉄道は25歳まで最大50%引きになるユースカードあり
■子育て商品(おむつやミルクなど)の軽減税率永久採用

 子どもはお金がかかります。衣食住に移動に教育。その全面的な補助が必要だと思います。

子だくさん家庭への圧倒的な補助と優遇

■育てた子どもの数に応じた年金もしくは恩給
■子ども3人以上家庭は家族全員交通費無料
■子ども3人以上家庭は公営住宅優先入居
■住宅取得補助
■車取得補助
■育児休職後は自動的に職位アップ
■東京ディズニーランド&シー、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、ファストパス提供
■子ども3人以上家庭は子ども全員公立高校・大学の学費無料
■PTAの役員は子どもの数だけやらなければいけないという暗黙のルールの撤廃
■国立大学と公務員登用への多子家庭出身者優遇

 私が大臣になって一番力を入れたいのはここです。

 今、子どもが3人いるのは比較的裕福な家庭なんだから、補助は無駄という意見がありましたが、そもそもそれがおかしいと思うんです。裕福でない家庭も、子どもがたくさん欲しいなら、育てられる環境を提供することが、重要なのではないでしょうか?

 うちは私自身が一人っ子。質素な家庭でしたが、大学は私立に入れてもらいました。そして娘も一人っ子。生々しい話ですが、二人目は流産して、何年後かにマンションを買いました。だから車か子どもか、とか、住宅ローンか子どもか、ということのバランスを取る人達の気持ちが非常によく分かります。でも、産む力のある人にどんどん安心して産んでもらう。これは非常に合理的な政策だと思います。

 どんどん産めなかったからこそ、産める人に現実的なエールを送りたいのです。