共働き中学受験 基本のキ

テスト後の子どもに絶対掛けてはいけない言葉とは?

中学受験セミナー詳報【2】板書が遅いのは、伸びない子の特徴の一つ

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2015年11月26日に開催された『中学受験基本のキ!』出版記念セミナーの内容を第1~3部のテーマごとに3回に渡ってリポートします。「子どもを気持ちよく勉強させる親、つらくさせる親」に続き、第2部のテーマである「睡眠時間を削って勉強しなくちゃいけないの?」の内容を紹介します。中学受験の正しい勉強法を、著者の西村則康先生と小川大介先生に教えていただきました。

知っておこう!無理なく上れる「勉強の3つの階段」

西村則康先生
西村則康先生

 前回記事「子どもを気持ちよく勉強させる親、つらくさせる親」では、現在の中学受験の学習量の多さや中身の難しさなどについてお伝えしました。これを読んだ方の中には、「中学受験は大変そうだ」「中学受験をするとなると、相当勉強をしなければならない」と思った方もいるかもしれません。

 「勉強は我慢をさせながら、無理にやらせるものではありません」

 そう話すのは、西村則康先生です。

 では、どのように勉強を進めていけばよいのでしょうか? 西村先生に解説してもらいました。

 「下の図は、中学受験に限らず、すべての学びに共通する理想のステップを表したものです。この図の土台になっている体験学習とは、身体感覚で学ぶもので、幼児期のうちから身に付けておきたい力です」

 「体験学習は、日常生活のあらゆる場面で身に付けることができます。例えば、自然の中で遊びながら植物や虫に触れたり、お母さんとお買い物に行ってお金のやりとりで数を学んだり、お料理のお手伝いで野菜を切った断面を知ったりします。また、中学受験の理科では、加速度などを学習しますが、公式で覚える前に『ジェットコースターに乗ると、途中でビュンッて速くなるあの感覚かな』と体で知っているかいないかで、その後の学習に大きな違いが出てくるのです」

☆【お知らせ】☆ 2/20(土)『中学受験 基本のキ!』クローズド・ライブ・セミナーを東京・大手町で開催します!

こちらのセミナーは数多くの参加者にご来場いただき、無事、終了致しました。DUALでのリポート記事をお楽しみに!

 

 本連載「共働き中学受験 基本のキ」でおなじみの西村則康先生と小川大介先生が、2月20日(土)東京・大手町の会場で中学受験セミナーを開催します。新小学1~3年生、4~6年生に分け、ピンポイントで「今知っておくべきこと」を公開します。連載でも書籍『中学受験 基本のキ!』でも、本記事で紹介している昨年11月のセミナーでもまだ語られていない、「このセミナーでしか聞けない」貴重な情報に加えて、お得な“オリジナルのお土産”もご用意しております! ぜひご参加ください。

●セミナーの詳細はこちらです。⇒ http://www.nikkei4946.com/2016/dual/

●セミナーにご参加いただいた方には、特典の1つとして下記の書籍をプレゼントします。

 2015年11月に発売した書籍『中学受験 基本のキ!』(日経BP社)は、おかげさまでAmazon「教育学・一般」で1位を獲得し、この1月には3刷りが決定しました。本書では「中学受験に興味はあるけれど、まだ何も分からない」という小学1年生から、受験直前の6年生までのお子さんと親御さん向けの情報が満載です。

「受験初心者から本番直前の6年生まで」 DUALの本
『中学受験 基本のキ!』 発売!
著者/西村則康・小川大介
価格/1620円(税込み)

【第1章】 わが子に中学受験をさせるか否か?
【第2章】 中学受験のパートナー 塾との付き合い方
【第3章】 受験生 普段の勉強と、長期休みの戦略的な活用方法
【第4章】 男女御三家と早慶付属校の最新問題傾向
【第5章】 2015年度 中学受験ニュース
【巻末付録】 必見!プロがすすめる併願パターン

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