夫婦二人で生活していたときは何とかなっていたのに、子どもができた途端、「家が片づかない!」という壁にぶち当たり、どうしていいか分からないという人は少なくありません。「子どもに何度『片づけなさい』と言っても、家が片づきません」と途方に暮れているママ&パパの声も聞こえてきます。今年こそ、「片づけなさい!」と言わないで済む1年にしたい――。そんなあなたに役立つヒントを、「子どもの発達」「片づけノウハウ」「住まいづくり」という各専門家に聞いてみました。最終回は「ものの捨て方」。さらに、なかなか捨てられない人におすすめの部屋作りも紹介します。

【片付け上手になる部屋づくり特集】
第1回 子どもにとって「片づけなさい!」は無茶ぶりだった
第2回 親子で知っておきたい2つの片づけキーワード
第3回 子どもが楽々片づけられる仕掛け【乳幼児編】
第4回 子どもが楽々片づけられる仕掛け【小学校入学~編】
第5回 減らす&捨てる モノをあふれさせない親子の習慣

 親子の片づけ悩みを解決する特集の最後は、ほうっておくとあふれがちな家中のモノをいかに減らし、手放していくかというテーマ。

 バブル以降、大量消費が当たり前の時代に育ったDUAL世代の子育ては“モノがあふれる子育て”とも表現できる。昔と比べて家庭内にある生活用品の種類は増加し、子どものオモチャの数も「自分が子どもだった時よりも増えている」と感じる人は多いはず。意識的に量をコントロールしないとストレスの元になってしまう。

 第2回でも紹介したとおり、快適な生活のためにモノを管理するキーワードの一つになっているのが、「適正量」。「使う分だけ持つ」という意識が重要だが、それを実践するにはテクニックが必要だ。

 例えば、家族でよく使う引き出しの中がいつのまにかゴチャゴチャに……となってしまったとき。適正量をキープするためのテクニックとして、一般社団法人日本収納検定協会代表の小島弘章さんが提唱するのが「出す→分ける→しまう」という3ステップだ。「引き出し1段分」を例にとって、順に方法を追ってみよう。

次ページから読める内容

  • 簡単に要らないものが見えてくる3ステップ
  • シンプルな棚を使ってモノを置く空間を作り出す

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