義母、息子、義妹家族、主人……、みんなにサポートしてもらっている

采都子さんのお助けアイテム

(1) 義母、息子、義妹家族

「近所に暮らす義理の母に、週に2回の家族の食事をお願いしています。いつ何時も義母がいる安心感は大きいです」(采都子さん)。出張などのどきには、義妹家族や大学生の息子さんも面倒を見てくれるので小学生の妹さんも寂しい思いをせずに済むそうです。

(2) 主人

「PTA活動や子供の部活動など、町内行事など積極的に関わってくれるので、有難い存在。また、週1~2回は夕食担当もお願いしています」(采都子さん)

(3) 学童併設の学習塾 勁草学舎

小学生の娘さんが週二回通う学習塾は、学童も併設。手作りの夕食を頂くこともできるという、ありがたいお助けスポット。

(4) 「ベアーズ

2015年まで、週1回利用。掃除だけでなく、収納を改造したり、恒常的に部屋を綺麗にするアドバイスをしてもらったことで、今も役立っているとか。

取材後記

 親子揃ってとてもパワフル。でも取材中には仕事以外の話が出てくることもありました。その中には、どこの病院で産まれたか、どんな赤ちゃんだったか、小さいころに聞いたという話を息子さんがしっかり覚えていて、お母さんに感謝していたことも……。本当に素敵な関係の二人でした。

 寂しい学童期や反抗した思春期があっても、たくましく真っ直ぐに育っているのは、両親や祖父母がしっかり子どもと向き合ってきたからこそ。私自身も働く母の姿を尊敬しつつも、学童期は寂しかったし、思春期はたくさん反抗しましたが、そこで両親とぶつかったからこそ今があるような気がします。

 幼少期から仕事の場にも娘を連れて行っていたのは私も同じなので、グサっとくる言葉もたくさんあるインタビューでしたが、要所要所で我が子としっかり向き合う時間を選択していこうと心に誓いました。

(撮影/鈴木愛子)