おやつには気合を入れない
ワタナベマキさん(以下、敬称略) 今回はじゃがいも餅をご紹介します。実はこれ、母がよく作ってくれたおやつで、私がすごく好きでよく食べていました。腹持ちもいいし、栄養もあるし、おやつにもってこいだと思います。
それに、筒状にした状態で冷凍保存もできるので便利ですよ。さらに、お弁当の副菜としても重宝します。
日経DUAL編集部 前回のおしるこに続き、ストックしておける手作りおやつというのはいいですね。
ワタナベ おやつは本当に気合を入れずに、作れるときに家にあるもので作るというスタンスがいいのではないかと思います。にんじんを素揚げしただけでもほんのり甘みがあっておいしいし、さつまいもを蒸して丸めたものにハチミツをかけるだけでも満足度は高いですよ。
うちは餅米が大好きなので、餅米を炊いて砂糖水と一緒について、そこにすりゴマをまぶしただけというおやつもよく登場します。 3食に加えておやつを頑張って全部手作りしようとすると、大変だし、長続きしません。
では、じゃがいも餅を作ってみましょう。
ゆでたじゃがいもを潰して、塩と片栗粉を混ぜ、筒状にまとめる
ワタナベ じゃがいもは今回は3個、使います。ひと口大に切って10分くらいゆでます。じゃがいもが柔らかくなってきたら、水を切り、鍋に戻します。そして、マッシュしながら水分を飛ばします。このときは弱火で。
続いて塩大さじ4分の1くらい、片栗粉は大さじ2ほどを入れてよくじゃがいもと混ぜます。このときも火は入れたままです。熱いじゃがいもに片栗粉がなじんで、粘りが出てきたら、まな板に移し、ラップで筒状に包みます。そして、粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やします。
―― この状態で冷凍保存してもいいわけですか。
ワタナベ そうですね。多めに作って、このまま冷凍してもいいです。冷凍した場合でも、常温に少し置いておくとすぐに柔らかくなって、切りやすくなります。
この状態で冷凍保存も可能
次ページから読める内容
- 作りおきしても、毎日同じものを食べずに済む工夫
- 祖母と一緒に台所に立つのが好きだった
- 早朝が貴重な自分の時間
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