夫が協力的だから自分時間を持つことができている

 家事育児、仕事と忙しい日々を送るDUAL読者なのに、約7割の人が定期的に自分時間を持ち、そのうちの約6割が週に1回以上持てていることが分かった今回のアンケート。果たして皆さん、どのようにして自分時間を作り出すことができているのでしょうか?

 自分時間を持つことができている理由を聞いてみたところ、予想通りとでも言うべきか、「夫が協力的だから」が60.4%で堂々の1位でした。それ以外にも、上位には「夫以外に預け先があるから」(33.2%)、「自分に時間や心の余裕ができたから」(29.4%)などが見られました。

 一方で、 「卒乳(断乳)しておっぱいの心配がないから」は16.2%、「寝かしつけが楽になり、自分以外とも寝るようになったから」は14.5%にとどまり、子どもの世話が楽になることよりも、夫の協力や預け先の有無のほうが、自分時間を持てるかどうかのポイントになることが分かりました。

 子どもの年齢別で見たときに傾向が顕著に現れたのは、「子どもが大きくなり、友達と遊べるようになった」という理由。子どもの年齢が「年中」までの回答者は1割以下だったのに対し、「小学1年生」以上になると約2割に増え、「小学4年生」以上になると3割を超えてきます。小学生になると子どもが段々と親離れをし、親も自分時間が作りやすくなることが、アンケート結果によって裏付けられたと言えます。

 ちなみに、「夫が協力的だから」という回答は、子どもの年齢が「0歳」の回答者で76.2%、「1歳」で70.7%になるなど、どの年齢でも概して高い割合でした。

 さらに、「自分時間を持つときに、子どもは誰に(どこに)預けることが多いですか?」と質問したところ、2位以下を大きく引き離してのトップは「夫」で約6割。次いで「託児施設」が8.5%、「自分の両親」が7.2%、「夫の両親」が2.1%でした。自分時間を作るためには、ここでもやはり夫の協力が重要だということが分かります。