3分の1の人が1回につき「1時間以上~2時間未満」

 そうなると知りたいのは、約7割の人が1回につき平均でどのくらい自分時間を持てているかです。1番多かったのは「1時間以上~2時間未満」で33.2%。次いで「3時間以上~」(22.6%)、「30分~1時間未満」(19.6%)、「2時間以上~3時間未満」(19.1%)の順でした。

 子どもの年齢別に見ても、やはり「1時間以上~2時間未満」という時間がポイントのようです。「0歳」「1歳」「年少」「年中」「年長」「小学1年生」「小学2年生」「小学4年生」「小学6年生」の子どもがいる人で一番多かったのが「1時間以上~2時間未満」でした。時間の長さでは、子どもの年齢による差はあまり見られないということが分かります。

 また、自分時間の頻度を聞いたところ、「週に1回程度」が34.9%で1位。次いで多かったのは「1カ月に1回程度」(23.4%)。「週に2回以上」(23.0%)、「3カ月に1回程度」(8.9%)、「半年に1回程度」(3.0%)と続きました。自分時間を持っている人の中でも、週に1回以上、定期的に自分時間を持てている人は全体の6割近くいることが見えてきました。

自分時間でしていること第1位は、友人との会合など飲食系

 では皆さん、自分時間では一体どんなことをしているのでしょうか?

 一番多かったのは、「友人との会合など飲食系」と答えた人で41.3%。続いて、キャリアアップや自分のための「勉強系」は37.0%で2位、ネイルサロンやエステを楽しむ「美容系」は36.6%で3位、気分転換にもなる「買い物系」は32.8%で4位、体を動かす「スポーツ系」は31.5%で5位でした。「何もしないリラックス系」と答えた人も21.7%いました。

 その他、コンサートや映画、舞台鑑賞などの芸術系、フラワーアレンジメントや料理などの習い事、ボランティアや一人旅といった声もありました。

 子どもの年齢別に見ると、「0歳」の子どもがいる人で1番多かったのが、「勉強系」で57.1%。この割合はどの年齢よりも1番高く、まだまだ子どもが小さく育児が大変な時期でも自己研鑽に励むDUAL読者ならではの姿を垣間見ることができます。

  「長男の育児休業中にアロマテラピー1級を取得し、次男の育児休業中はアロマテラピーインストラクターと、リスレクソロジストの資格を取得」(36歳女性、情報処理・SI・ソフトウェア、子どもは小学2年生・年少)というように、育休を活用している人もいました。