登校して学校に着いたら、昇降口で靴を脱ぎ、上履きに履き替えなければいけません。学校に着いて最初にするこの動きがスムーズにできずに、時間がかかって失敗すると、靴の履き替えが嫌いになります。昇降口が苦手な場所になると、学校へ行きたくないなどの「登校しぶり」につながることもあります。
昇降口で靴を履き替えるときには、床にどっしりと腰を下ろし、優雅に履き替えている時間はありません。登校時は、お友達も来るので混み合い、場所が狭くなります。そして、ランドセルを背負ったまま、片足を上げて、バランスをとりながら履き替えなければなりません。また靴の面ファスナーを留めるときも、床に座りこむのではなく、しゃがみ姿勢をとり、バランスをとりながら、手で素早く操作しなければなりません。