椅子に座っていられない、給食を時間内に食べられない、立ったまま靴を履き替えられない…。小学校生活に必要な当たり前のことができない子ども達が増えてきているといいます。子どもが小学校生活をスムーズに始めるために、親はどんなことに気を付けてあげるといいのでしょうか? 

 DUALでは『入学前からはじめよう 発達が気になる子の「できる」を増やすからだ遊び』の著者である笹田哲先生のインタビューを紹介しましたが、今回はその著書の内容を一部紹介します。発達が気になる子のご両親はもちろん、入学を控えたすべての年長さんのお母さん、お父さんは特に、ぜひ読んでみてください。

 <インタビュー記事はこちら>
 ■正しく鉛筆を持てる子は2割 入学前に教えたいこと
 ■「できない」がいじめを誘発も 小学校で必要な動作

 登校して学校に着いたら、昇降口で靴を脱ぎ、上履きに履き替えなければいけません。学校に着いて最初にするこの動きがスムーズにできずに、時間がかかって失敗すると、靴の履き替えが嫌いになります。昇降口が苦手な場所になると、学校へ行きたくないなどの「登校しぶり」につながることもあります。

 昇降口で靴を履き替えるときには、床にどっしりと腰を下ろし、優雅に履き替えている時間はありません。登校時は、お友達も来るので混み合い、場所が狭くなります。そして、ランドセルを背負ったまま、片足を上げて、バランスをとりながら履き替えなければなりません。また靴の面ファスナーを留めるときも、床に座りこむのではなく、しゃがみ姿勢をとり、バランスをとりながら、手で素早く操作しなければなりません。

次ページから読める内容

  • こんな様子があれば「できる」を増やす遊びをやろう
  • 「靴履き」の「できる」を増やす遊び

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