砂糖控えめのわが家風「栗きんとん」

「栗きんとんの甘さには好みがありますし、さつまいもの甘みも色々。まずはカップ1/2の砂糖で作ってみてから、少しずつ足していくといいですね。わが家では半量は甘さ控えめに作ってすぐにお重へ。残りは砂糖を多めに入れて仕上げ、ラップで包んでから保存容器に入れて保存します。なると金時や紅あずまのような甘みの強いブランド芋は、繊維質が少なめ。裏ごしをする必要がありません」(本田)

材料さつまいも 1~2本(約400g)
くちなしの実 1~2個
市販の栗の甘露煮(栗は好みで2~4等分する) 1瓶(10粒ほど)
砂糖 カップ1/2 ~1
水あめ(あれば)大さじ1
みりん 大さじ1~2

作り方
【1】 さつまいもは皮を厚めにむいて2cm厚さの輪切りにする。鍋に入れ、海水より薄いくらいの塩水(分量外)を加えて強火にかける。ふつふつしてきたらゆでこぼす。
【2】 水気をきって再び鍋に入れ、ひたひたの水とくちなしの実を加え、ふたをして中火でゆでる。
【3】 竹串がすーっと通るくらいまでやわらかくなったら火を止め、くちなしの実は取り出す。ゆで汁は少々残っていてもOK。
【4】 熱いうちにマッシャーやすりこ木でなめらかになるまでていねいにつぶす。
【5】 栗の甘露煮をシロップごと、砂糖、水あめも加える。木べらなどでよく混ぜる。
【6】 弱火にかけてさらに練り混ぜ、なめらかになったらもう5分ほど練る。
【7】 とろりとして完全に火が通ったらみりんを加え、さらに5分ほど練り、つやよく仕上げる。