放課後子ども総合プランの真意

分科会では、職員達による討議が行われた
分科会では、職員達による討議が行われた

 放課後子ども総合プランとは、国が示した、すべての児童が参加できる「放課後子供教室」と、留守家庭の児童を預かる学童の2つを一体的に、あるいは連携して実施していこうという取り組みである。

 その場に視察に来ていた厚生労働省の担当官は、「放課後子ども総合プランについては一部誤解もあり、行政に対して説明会を行っているところである。国の考え方は、放課後子供教室と放課後児童クラブ、それぞれの機能を維持しながら連携していくのが『一体型』の基本。子どもの視点で、自主性に沿った遊びを選択できる環境も考慮している」と述べた。

 分科会の最後には「放課後の居場所として、学童や子供教室、児童館を地域の実情に応じて子どもが選んでいくことができればいい」「大事なことは、子どもの成長・発達の視点で、児童期に必要な子どもらしい“遊び”を保障していくこと」「大人が子どもを見ていける地域づくりが必要」といった意見がまとめられた。

 そして、2日目。東京都内の児童館の職員による、遊びを提供するブースが立ち並び、来場した子ども達に楽しんでもらうとともに、イベントに参加した児童館や学童の職員も遊びについて勉強する「遊びの城」が開催された。

 アトラクション的な遊びが集められたブースでは、「おばけやしき」をはじめ、「たたいて助けてパンダちゃん!!」「ピタッと止まって! スカイツリー!」などの遊びが繰り広げられ、どれも大盛況。特に荒川区の職員による本格的なおばけやしきは、行列ができるほどの大人気。さらに、品川区の児童館で遊んで育った少年達による「手あそび・あそび歌」のステージでは、多くの子ども達が楽しそうに遊んでいた。

大盛況だったおばけやしき
大盛況だったおばけやしき

親子でノリノリのあそび歌のステージ
親子でノリノリのあそび歌のステージ