仕事があったから、子育ても楽しいと思えた
忙しくても花を飾るのは好きだったという雅姫さん。家の中に好きなものを集めた一角を作るとほっとするのでは、とアドバイスしてくれた
日経DUAL編集部 元サッカー選手で今はデザイナーとして活躍される森敦彦さんと、22歳のときに結婚。翌年にはゆららちゃんを出産し、ゆららちゃんが3歳になるころ、モデルに加えてファッションデザイナーの仕事をスタートしたんですね。
雅姫さん(以下、敬称略) 子育てと仕事、という2つの面を持つのはとても大切だと思いました。仕事で会えない時間があるからこそ、よりいとしく思えたり、子どもという守るべき存在があるから仕事も精一杯頑張れたりしました。
そして、子どもができたことで、娘に着せたくなるようなシンプルな洋服を提供できるのではないか、と考え、ブランドを立ち上げることにもなりました。
―― 最初の店「ハグ オー ワー」を立ち上げるに当たって、ご両親から何か仕事のアドバイスはありましたか。
雅姫 「人とのコミュニケーションが一番大変だし、大切だ」とは言われました。今にして思えば、看板業を営み、住み込みのスタッフもいた時期は、子どもだった私には見えない苦労をたくさんしていたのかもしれません。
また、ファションデザインの仕事では、子ども時代の自然を大切にした暮らしが生きていると感じることもあります。私は学校でインテリアデザインの勉強はしましたが、ファッションの勉強をしたことはなく、割と感覚的にデザインをすることが多いのです。そのときも、自然をすごく意識します。例えば、その季節のことを考えて感性に響く色を使うことがほとんどです。
―― 仕事と子育ての両立で悩むこともありましたか。
次ページから読める内容
- 子どもの服は自分の心がときめくものに
- 少し甘え下手の娘を「きちんと見てあげて」と母
- 日々の会話が子どもに安心感を与える
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