一方、習い事未経験のDUAL読者にお子さんに何をやらせたいか聞いたところ、「書道」が28.6%と、実際に習ったことのあるお子さん(11.3%)を17ポイント上回りました。同じく「そろばん」も「やらせたい」が16.3%で、「やったことがある」8.9%を7ポイント上回り、習い事デビュー前のパパ・ママにとって、学びの基礎とされる「読み・書き・そろばん」が根強い人気であることがうかがえます。

9割以上がいまの習い事に「満足」、理由は「子どもが楽しそう」

 今回、アンケートにご回答いただいたDUAL読者のお子さんの約9割が「習い事経験済み」の結果となりましたが、習い事に対する満足度はどうでしょう。「いまやっている習い事に満足していますか」という質問に対して、「満足」と答えた人が90.5%、「不満足」と答えた人が8.9%と、9割以上が「満足している」ことが分かりました。

 さらに、「最も満足している習い事」について聞いたところ、「スイミング」26.6%が最も多く、次に「その他」13.7%、そして「ピアノ」11.9%が続きました。「習わせたい」「習っている」ともにトップの、いわゆる習い事の王道である「スイミング」だけでなく、「その他」の回答にある「バイオリン」や「レゴスクール」といった王道ではないものの、独自の考えであえて選んだ習い事も、満足度が高いことが見てとれます。

 満足している理由としては、「子どもが楽しそう」が69%で第1位。「習い事が上達している」が45.4%で2位、「スケジュール的に都合がいい」が44.8%で3位となりました。共働きで忙しいDUAL読者だけに「スケジュール」の優先順位は高いものの、「レッスン料」「スクールの立地」や「先生との相性」以上に、「子どもが楽しい時間を過ごせているかどうか」を大切にしていることが分かります。