祖父母の家は思春期の子のいい意味での「プチ家出先」

棒田 では、実際にご両親の近くに住むことで、どんなことを助けてもらっていますか?

Tママ 子どもが1歳1カ月のときに仕事復帰してからは、保育園のお迎えを時々お願いしています。私がお迎えに行ける日もあるのですが、『小さいから少しでも早くお迎えに行ってあげたい』と母が率先して行ってくれます。そのまま子どもに夕飯も作って食べさせてくれたり、お風呂に入れてくれることもあります。おかげで、帰宅後は私もゆっくり絵本を読んであげられるので、感謝しています。

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Tママ:インターネット情報サイト企業勤務。3歳の長女がおり、育休復帰2年目

棒田 お母様に見てもらった分、お子さんをご自宅に連れて帰った後に、コミュニケーションの時間がゆっくり取れるのはいいですね。

Hパパ 今は妻が育休中なので、日中は妻が子どもと実家に遊びに行ったりしているようです。週末もたまに半日預かってもらって夫婦でデートに行かせてもらっています。夜はさすがに無理ですが、映画を見て、おいしいランチを2人で食べられるのは、義理の両親のおかげですね。

棒田 夫婦でデート! ご両親に感謝ですね。では、お子さんが中学生のCさんはどうでしょう?

Cママ 母の家は、中学生の我が子たちにとってはいい逃げ場になっています。私とケンカすると『おばあちゃんちに行く』とプチ家出。でも、行っても最初は何も言わないらしいんです。それを母が察知して話を聞いてくれているようで、時間が経って戻ってくる頃には落ち着いています。難しい年齢なので、部屋にこもられるより、逃げ場があるのは子どもたちにとっていいことだと思っています。

棒田 いい意味で逃げ場があるのは、思春期の子どもにはとても大事ですよね。それぞれの場所でほっとできるんでしょうね。居場所が自宅以外にもあるっていいですよね。