「あの土地空いてるって」無口な父の一言に感じた家族愛

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Cママ:自営業。中3の長男、中2の長女という年子のママ

Cママ 私は子どもが年子なのですが、子どもたちが小さい時に離婚しています。仕事をしながら子育てするには、親の手助けは必須でしたので、母の家から徒歩3分くらいのところに住んでいます。

棒田 シングルマザーで生活費も稼がなくてはいけないとは大変ですよね。お引っ越しされたのは離婚されてからなのですか?

Cママ いいえ、父が早くに亡くなり、母の面倒を見なきゃという思いもあり、結婚前からずっと近くに住んでいます。ですから、離婚後は母が子どもを見てくれる分、私が生活費を稼ぐという役割分担でした。

棒田 お母様がいらっしゃったから、仕事に専念できたのですね。心強いですね。TさんやHさんは、出産後に引っ越されたのですか?

Tママ 子どもが生まれるということで、通勤1時間以内で物件を探していました。すると、いつもはあまり何も言わない父が『あそこの土地が空いてるぞ』と実家の近くの住宅地を連絡してきたんです。しかも、まだ売りにも出ていなかったのにあちこち問い合わせて業者を探し、話をほぼつけてきてしまいました(笑)。驚いたけど、それだけ孫と一緒に居たかったのかなと感じました。

Hパパ 妻の実家から徒歩1分もかからないくらいの至近距離に住んでいます。結婚に伴い部屋を探していたら、妻の母から『借りるのも家賃とかけっこうかかるでしょ』と、ちょうど義理の両親の近くに建てていた新築物件を勧められました。『値下げになったらね』と軽く言っていたら、なんと本当に値下げされてしまって(笑)。そのまま購入したのは、入籍1カ月前でした。

棒田 入籍前にもう家を購入されたんですね! 奥様の実家に近いということは、いやではなかったですか?

Hパパ 大学に入るときに実家を離れ、就職してもひとり暮らしでした。ですから、逆に家族というものを久しぶりに身近に感じる機会になり、とても温かくてうれしかったです。妻の姉妹も家族で近くに住んでいるので、みんな仲が良くて3家族でよく集まりますよ。

棒田 それはいいですね。奥様の家族でも気兼ねなく付き合える関係は素敵ですね。

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Hパパ:出版社勤務。2歳の長女のパパ。妻は育児休暇中だが、近く職場復帰を検討中