東京・湾岸エリアの豊洲に、赤ちゃんから高齢者までを対象にした国際村「MY VILLAGE(マイビレッジ)」が2015年11月19日に正式にオープンしました。

 マイビレッジを運営するのは、世界30カ国、330拠点で展開する子ども向けフィットネスクラブ「My Gym(マイジム)」を日本で展開するMy Gym Japan(東京都港区 CEO:二谷友里恵 COO:鈴木貴博)。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた、5年間限定のプロジェクトで、国籍、年齢、性別などを超えて誰でも異文化交流を体験できる施設だといいます。

 ここでは、ひと足先に体験してきた、マイビレッジの楽しみ方をお伝えします。

一瞬何もない!? と思ってしまうくらい見通しの良いエリア

 マイビレッジがあるのは、東京臨海新交通臨海線ゆりかもめの「市場前」駅から徒歩3分、江東区豊洲。開発エリアなので、駅を出た瞬間は「ここに本当にあるの?」と一瞬思ってしまうかも。ただ実際のアクセスは豊洲駅からシャトルバスが出ているので、そちらを利用するとよさそうです。

 見通しの良い湾岸エリアの一角に、マイビレッジの建物がすっと立っています。村と言っても、ビルや建物や家がいくつも立っているわけではなく、本当に広々とした場所に2階建てのすっきりとしたオシャレなフィットネス施設があるのです。道路とエントランスまでの2面がガラス張りになっているので、外からでも中の様子がうかがえます。今回は、天気が良くたくさん光を受けて、気持ちよさそうに走り回る子ども達の姿が見えました。

広々としたフロアですべて英語でフィットネスが行われていた

 エントランスを入ってすぐ、左手に現れるのはブラウンのトーンで統一された「MY VILLAGE Cafe(マイビレッジカフェ)」、その奥に黒板やデスクが置いてあったり、本棚があったり、メークルームが設置されている「KIDS LOUNGE(キッズラウンジ)」があります。右手には外から見えた、子ども達が走り回っていた「STADIUM(スタジアム)」があります。

 まずこの広いスタジアムでは、マイジムのプログラムが行われていました。

 マイジムは英語、運動、コミュニケーション能力を総合的に伸ばす、0歳からのフィットネスクラブとして日本でもこれまでに11店舗開設されています。ボール、トランポリン、マット、滑り台など様々な遊具が用意されたマイジムでは、毎週異なるプログラムが体験できるようになっています。スポーツクラブにも似ていますが、大きな違いは、全プログラムのインストラクターがネーティブのイングリッシュスピーカーだということ。

 マイビレッジは、マイジムの発展形ともいえる施設なのですが、この場所に入ると、不思議と英語が苦手な自分でも「単語でいいから英語で話そうかな…」と思える雰囲気がありました。

 マイジムで行うプログラムは他の店舗と同様ですが、大きく違うのが「スタジアム」エリアの広さ。他の店舗の2倍だとか! ボールを使ったり、トランポリンを使ったり、ネーティブのインストラクターに声をかけられながら、生き生きと走り回り、アクティビティーに参加する子ども達。ママやパパは、その様子をロッカーの用意された廊下からも、ガラス張りになったマイビレッジカフェからも見守れるようになっています。

「スタジアム」エリアは広くてちょっとした体育館のよう。走り回る子供達も気持ち良さそうでした。壁にはオリンピックの開催地がスポーツを表す絵と共に示されています
「スタジアム」エリアは広くてちょっとした体育館のよう。走り回る子供達も気持ち良さそうでした。壁にはオリンピックの開催地がスポーツを表す絵と共に示されています

ママ・パパは「スタジアム」のすぐ近くで、プログラムを見ることができます
ママ・パパは「スタジアム」のすぐ近くで、プログラムを見ることができます

小さな子どもも年齢に合った体験ができます
小さな子どもも年齢に合った体験ができます