いよいよ師走。育児と仕事の両立に励む働くママ&パパには、「来年こそは時間ともっとうまく付き合えるようになりたい」「年間を通して、自分のエネルギーをうまく配分できるようになりたい」という思いがあるのではないでしょうか? 来年にはさらに「時間」とうまく付き合えるようになるための参考に!と、特集を企画しました。「1日」「1週間」「3カ月」「1年」、そして「10年」という様々なスパンを切り口に、働くママ&パパの先輩達やビジネスで活躍している人達から「時間を上手に使う実践法」を教えてもらいます。

まとめは、イクメン&イクボスでおなじみで「元祖イクボスが明言『時短社員の評価に正解はない』」でも登場した川島高之さん。川島さんが実践するのは、「人生を10年スパンで考えて、ワーク・ライフ・ソーシャルの3本柱で生きること」。3本柱がどのように人生を豊かにするのか、語っていただきます。

【2016年はスケジューリングの鬼になる!特集】
第1回 “あな吉流・翌日シミュレーション”でご機嫌になる
第2回 野呂エイシロウ 仕事は1週間でルーティン化する
第3回 下園壮太 “疲労収支”は四半期でコントロールする
第4回 森本千賀子 年の初めには『自分ブランディング』を
第5回 川島高之 人生を豊かにする『生活の3本柱』とは? ←今回はココ

川島高之

三井物産ロジスティクス・パートナーズ株式会社代表取締役。1964年、神奈川県生まれ。慶応大学理工学部卒。1987年、三井物産に入社。2012年より現職。他にNPOコヂカラ・ニッポン代表、NPOファザーリング・ジャパン理事などを務める。著書に『いつまでも会社があると思うなよ!』(PHP研究所)がある。

一度きりの人生を120%楽しむために必要な「人生ポートフォリオ」

川島高之さん
川島高之さん

 元祖イクメンの川島高之さんは、時間の使い方についてこう語ります。

 「人生は一度きりだから120%楽しまなければ損。私が大事にしている3本柱のポートフォリオとは、『家事や子育てなどライフ(私生活)にしっかり時間を取る』『地域活動や社会貢献などのソーシャル(社会活動)にコミットした活動をする』『そしてワーク(仕事)に最大限の努力をする』ということです」

 川島さんは「私のワーク・ライフ・ソーシャルの配分は、精神的には均等です。でも、実際に費やす時間を考えると均等とはいきません」と言います。

 時間配分を見ていくと、睡眠・風呂・移動などの生活に必要な時間を除くと、1週間に100時間程度が“3本柱用”に使える時間。ライフの時間は家事、育児など家族と過ごしたり、一人で趣味や勉強、リラックスに当て、ソーシャルの時間は子どもの学校のPTAや、NPO活動に当てています。

 ポイントは「ワーク・ライフ・ソーシャルにかけられる時間の長さが、年代によって変わる」という意識です。次ページからは「年代別の時間ポートフォリオ」の図表を見ながら、詳しく説明していきます。

次ページから読める内容

  • 人生は10年スパン。20代はがむしゃらに、30代では育児と仕事の両立を
  • 「出世を諦めた奴」と思わせない30代の過ごし方
  • 育児・家事という制約があったからこそ、仕事や勉強に集中できた
  • 「3大時間泥棒」の撃退方法とは?
  • 子どもは地域デビューへのパスポート
  • 働くママ&パパへのメッセージ「MBAよりPTA」

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