掃除を代行させるのであれば、ロボット掃除機は必須
「リセット家事」と「プラス家事」については、前回の記事(「2015年「洗濯機」選び 共働きは乾燥機能に注目」)でも説明しましたが、ここでもう一度復習しておきましょう。
「プラス家事」はスキルや個性によって仕上がりが変化する家事のことです。例えば料理、裁縫、育児などです。一方、「リセット家事」は誰がやっても大抵同じ仕上がりになる家事のこと。つまり誰がやっても同じ「リセット家事」であれば、心おきなく家電に代行させることができます。
前回の記事の「洗濯」同様、「掃除」も代表的なリセット家事です。代行目的で掃除家電を選ぶのであれば、ロボット掃除機はその最たるものでしょう。掃除する時間を予約しておけば、あとは何もしなくても知らないうちに掃除が終わります。
私が特におすすめしたいのは、ロボット掃除機とスティッククリーナーの組み合わせ。普段はロボット掃除機で済ませておいて、気になるところがあれば、さっとスティッククリーナーを取り出して掃除するというスタイルがDUAL向きです。ですから、スティッククリーナーを選ぶポイントは、 (1)いつでもスタンバイできることと、(2)必要なときにすぐに取り出せること。アタッチメントが複雑だったり、取り出すのが面倒だったりするのはNGです。
「掃除はしっかりやりたい」という方は、一般的なキャニスター掃除機がおすすめ。気軽さはスティッククリーナーに劣りますが、充電しなくてもすぐに使えるというメリットがあります。いつもはスティッククリーナーで掃除し、ここぞというときにはキャニスター掃除機を使うという使い方もありだと思います。
それでは、このポイントをクリアした掃除機をご紹介していきましょう。まずは、代行家事家電として欠かせない、ロボット掃除機から。