POINT① 持ち物を変えれば、子どもの意識が変わる

 週末旅は、子どもと一緒の旅支度から始まります。わが家では娘が3歳になったとき、子ども用のトランクを用意しました。そこに自分の必要なものを自分で用意させます。

 それが何とも見ていて楽しくて、だいたいは大事にしているお人形やぬいぐるみ、絵本などで埋まってしまうのですが、絵本をひっくり返すと小さなパンツが一枚入っていたりして……。「あれれ!ホテルには2回お泊まりしますよ。パンツは何枚必要かな?」などと話すと、慌てて引き出しにもう一枚を取りに行ったりして。家以外のところで寝るわけですから、特にねんねに必要なアイテムは必須ですね。わが家の場合は、愛用の「ねんねタオル」を必ずトランクに詰め込みます。

 そしてトランクを用意することのよさは、子どもが自分で旅支度したトランクだから、ホテルまできっちり自分で運ぼうとすること。親の旅行に連れて行かれるのではなく、小さな子どもでも一緒に行く。持ち物をちょっと変えるだけで、子どもの意識も変わり、楽しさも増します。

POINT② 年齢制限、子どもが楽しめるポイントがあるかを確認

 ホテル選びには少々気を使いますが、いくつかのチェックポイントを掲げてみるとよいかと思います。

 まずは、宿泊の年齢制限を確認します。高級旅館などは、年齢制限を設けているところが多いので注意が必要です。また、オーベルジュなど食事をメインにおいている宿は、年齢制限がなくとも食事時間が長いので、親と一緒にコース料理が楽しめる小学生中学年以上くらいと考えたいですね。

 旅行中の子どもは、親と一緒にいられる喜びといつもと違う場所から受ける刺激が相まって、とにかく大興奮です。予想外の場所で走ったり大きな声を出したりと、こちらはヒヤヒヤですが、たとえ高級ホテルでも、実はファミリーフレンドリーだったというリゾートもたくさんありますので、事前に知っておくだけでこちらの気分も大きく違います。

 また、子どもにだけ我慢を強いる旅も楽しくありません。滞在中のどこかに、子どもが思い切り楽しめるポイントを用意しておきたいところです。例えば、敷居の高いオーベルジュでも大自然の中にあるとか、高級ホテルでもプールに子どもが入れる時間が設けられているとか、そういったことを知っているだけで、家族皆が楽しめる週末旅となります。

 お疲れのお父さんお母さんでしたら、ホテルのナーサリーサービスを利用するのも手です。私は旅行中にナーサリーを使うことに抵抗がありましたが、昨今のホテルでのナーサリーは場所によっては大変充実していて、豪華なプレイルームでの保育や、あらゆるキッズアクティビティが用意されている場所も多く、預けるというよりも子どもが独自に遊んだり学んだりできるシステムがたくさん揃っているのです。

 その間に、久しぶりの夫婦の時間を設けてもよいですし、極上のスパ体験をしてもいいのです。子どもに後ろめたい気持ちを残さずに、親も心からリラックスできる事前のホテル選びが大事です。


子どもが楽しめる仕掛けがいっぱい。「星野リゾート リゾナーレ熱海」にて