東京は四谷の外れで時短グッズを研究している<DUAL時短ラボ>。お昼休みの会話に花が咲きます。話題は育児のことになり、イクメンを自称するマコトさんは自慢げにケンタくんに耳掃除をしてあげることを話しています。

とっても簡単イヤークリーナー

ユミエさん(ベテラン研究員。2児の母)「へぇ、ケンタくんの耳掃除って、いつもマコトさんがやってるんだ」

マコトさん(カオリ所長の夫でフリーライター)「そうなんだよ、数ヵ月に1度だけど。一緒にお風呂に入った後に掃除してやると気持ちよさそうにしてるよ」

エリちゃん(いつも元気な研究員)「なんかかわいい~、今度ケンタくんの耳掃除、私にやらせて。こう見えて結構得意なんだよ」

ケンジくん(ちょっと人見知りな若手研究員)「エリちゃん、子どもの耳掃除って嫌がったりして大変だって聞くよ。ケンタくんもマコトさんだから信頼してるんじゃない?」

ユミエさん「そうよ、ウチの子なんて暴れて大変だから耳鼻科でやってもらうくらいなのよ」

エリちゃん「う~、じゃあマコトさんとどっちが耳掃除がうまいか勝負!! 」

マコトさん「どうしてそういう流れになるんだよ。それに、俺は自分でやるのは得意じゃないんだ、力加減を間違えると痛くなっちゃうし」

エリちゃん「ええ! 子どもじゃないんだから、いつもどうやって耳掃除してるんですか?」

マコトさん「そ、それは……(カオリちゃんにしてもらってるなんて恥ずかしくて言えないしな)……ここしばらくはやってないよ」

ユミエさん「それじゃあ、病気になっちゃうわよ。そうだ、エリちゃんが耳かきしてあげたら? 得意なんでしょ」

エリちゃん「えっ! アタシ? いやいや、そういうのはカオリ所長にやってもらえばいいじゃないですか?」

ユミエさん「ふふ、してもらってないからこうなってるんでしょ。ちゃんと膝枕してやるのよ」

エリちゃん「ひ、膝枕って……あわわわ」

ケンジくん「じゃ、じゃあこれを使ってみて。『痛くない! USB吸引式イヤークリーナー』なら自分一人でできて、耳掃除が痛くならないですよ」

ユミエさん「ふふふ、慌てちゃって」

ケンジくん「そんなことないですって、なんで僕がこんなにヤキモキする羽目になるんだ……」

エリちゃん「えっ?」

ケンジくん「な、なんでもないよ」

ユミエさん「やっぱり(ニヤニヤ)」

マコトさん「ユミエさん、あんまりからかうとかわいそうですよ。ケンジくん、これはどうやって使うんだ」