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中学受験 子どもを「社会好き」にする小さなコツ

大手塾で「地理・歴史・公民」を習うのは何年生? 3分野はどの割合で出題される? 入試で社会の問題の難しさで有名な学校とは?


前回記事「中学受験 はっきり言って『理科は高得点勝負』」では、国語と算数に比べて、つい後回しにしてしまいがちな教科の「理科」にスポットを当てました。今回は同じように二の次になりがちな教科「社会」に注目します。受験社会のプロである馬屋原吉博先生(中学受験専門個別指導教室SS-1)に、中学受験における社会の位置付けや、地理・歴史・公民の学習ポイント、最近の入試傾向などを取材しました。

社会を得意な子にするには、小さいうちからの家庭での過ごし方が大事

馬屋原吉博先生(中学受験専門個別指導教室SS-1)
馬屋原吉博先生(中学受験専門個別指導教室SS-1)

 馬屋原先生は言います。

 「中学受験における社会は、理科と同様に、それだけが突出してできても合格にはつながらず、一方、ミスが多いと合否に大きく関わるという教科です。点差がつきにくい教科なので、やはりこちらも高得点勝負になります。例えば、男子御三家の一つである開成中学であれば、70点満点中、合格点は62~65点という高さです」

 「しかし理科は、計算分野や抽象的な問題など、内容自体が難しいために理解できずに苦手になってしまう可能性がありますが、社会は違います。社会を苦手としている子の多くは、勉強の仕方が分からないからテストの点が取れないのです。そして、テストで点が取れないから、苦手意識を持ってしまうといった“負のスパイラル”に陥っているだけです。つまり、勉強の仕方さえ分かれば、誰でも得意になれる教科だと言えます」

 では、社会はどのように学習をすればよいのでしょうか?

 「子どもは、授業中、自分の知っていることが少しでも出てくると興味を持って聞くことができます。逆に、知らないことに対しては、イメージが湧かないので、集中して聞くことができません。ですから、子どもを社会好きにするには、できるだけ小さいうちから社会を意識させることが大事なのです

 では、家庭で「社会を意識させる」ために、具体的にはどんなことをすればよいのでしょうか?

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【第1章】 わが子に中学受験をさせるか否か?
【第2章】 中学受験のパートナー 塾との付き合い方
【第3章】 受験生 普段の勉強と、長期休みの戦略的な活用方法
【第4章】 男女御三家と早慶付属校の最新問題傾向
【第5章】 2015年度 中学受験ニュース
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越南小町
越南小町 1971年、東京生まれ。フリーライター。子どもの誕生をきっかけに、わが子の成長に合わせ、ベビー雑誌、保育園専門誌、育児・教育雑誌、塾専門誌で取材・執筆。7年前に子どもの中学受験を経験したものの、国立大学の付属中学で併設高校が無かったため、その3年後に“高校受験生の母”、またその3年後に“大学受験生の母”も体験。中・高・大の3つの受験を知る受験ライター。

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