デジカメやスマートフォンで写真を楽しむための、ちょっとしたお役立ち情報をお届けしている連載「DUALフォトTIPS」。第14回は、写真整理のコツを紹介します。

思い出の工作は写真に撮って保存

 子どもが作った工作、どうしてますか?

「せっかく頑張って作った工作だから、簡単には捨てられない。保管場所に困ってしまう」という話はよく聞きます。

 整理収納アドバイザーに解決策を聞くと、お薦めはたいてい「写真に撮って残す」こと。でも、正直なところ「小物の撮影って難しい」「きれいな写真がなかなか撮れない」という意見もちらほら。かといって、プロでもないのに照明やレフ板を使いこなせるわけではありません。

 そこで、簡単にきれいな小物撮影ができると人気の簡易スタジオを使って実際に撮影してみました。

 撮影はスマホでもうまくいくか試すため、iPhone5で行いました。

 以下の4枚は、普通に撮った、ありがちな写真。室内を明るくするための照明によって強い照り返しや、余計な影が出ています。照明によっては色味が変わることも。背景も雑然としています。

 ここではデザイン雑貨の企画や輸入販売を行うスタジオ・エヌ(東京都中央区)が販売する「foldio 2」(実売価格1万2960円)を使って、撮影してみます。

 光が小物の周りからきれいに回るように使う、撮影用のボックスです。