先生達に聞いてみたい親の疑問
公立小学校でも1年生から始まる毎日の宿題。オリジナルのプリントを自分で作る先生も少なくない。マルつけやチェックをする親も大変だが、出す側の先生だって大変なはず。
先生が作らなければならない書類の量が昔よりもグッと増えているのは、教育委員会による学校の管理が強化されていることが背景にある。昔より先生が書類仕事に追われている結果、子どもと関わる時間が減っているのでは、と教育評論家の尾木直樹さんを筆頭に、警鐘を鳴らす教育関係者も多い。
そんな忙しい状況なのに、なぜ先生達は毎日、頑張って宿題を出しているのか。若手&中堅2人の先生に、親として気になる疑問をぶつけてみた。
【話を聞かせてくれた先生】
●A先生……20代後半。都内23区の公立小学校で2年生の担任を務める。
●B先生……30代後半。都内23区の公立小学校で5年生の担任を務める。