時短レシピやラク家事のコツを紹介する働く女性のライフスタイル実用誌『CHANTO』(主婦と生活社)と、日経DUALがコラボしたレシピ連載「帰ってすぐにいただきます!」。家に帰ってからパパッと作れちゃう、栄養たっぷりのおいしい献立を全プロセスつきでご紹介! 忙しい毎日でも、野菜たっぷりの献立を家族に食べさせられますよ。

 ご飯がおいしい季節です! そのまま食べてもおいしいけれど、旬の食材と組み合わせた炊きこみご飯はまた格別。しかも具だくさんの炊きこみご飯なら、おかずを1品減らしても大丈夫。おいしくて、簡単で、とっても助かる、忙しく働く方にピッタリのレシピをご紹介します!

●材料(作りやすい分量)

米…3合
生鮭(切り身)…小3切れ(250g)
塩…少々
じゃがいも…小2個(200g)
ホールコーン缶…1缶(190g)
 みそ・みりん…各大さじ3
  酒…大さじ1
  しょうゆ…小さじ2
  塩…少々
バター…20g

●作り方

 米はといでざるに上げ、30分ほどおく。
 鮭は塩をふる。じゃがいもはやや大きめのひと口大に切り、サッと水にさらして水けをきる。
 炊飯器の内がまに米とを入れ、水を3合の目盛よりやや少ない程度に加えてひと混ぜする。じゃがいも、汁けをきったコーン缶、鮭の順にのせ、スイッチを入れる。
 炊き上がったら鮭を取り出し、皮と骨を除いて粗くほぐし、内がまに戻し入れる。バターを加え、しゃもじでさっくりと混ぜて器に盛る。

※塩をふった生鮭のかわりに塩鮭を使ってもOKです。

炊きこみご飯のおいしい炊き方

 米を洗う
 まずはサッと米を洗います。水を入れたらざっと混ぜて、なるべく早く水を捨てるのがポイント。1~2回洗います。
 米をとぐ
ボウルを回しながら、手でコメをやさしくつかむようにしてまんべんなくとぎます。昔はゴリゴリと強くといだものですが、精米技術の進歩により、今はやさしくとぐのがよいとされています。むしろゴリゴリすると米が割れてしまうことがあるのです。
 しばらくといだら水を注いで何回か流します。これを2~3回繰り返します。水は透明になる必要はありません。
 ざるに上げて乾かす
 浸水させる前にいったん水けをきります。諸説ありますが、炊きこみご飯の場合はいったん乾燥させると、味がよくしみこむ効果があるようです。
 合わせ調味料を加える
 水より先に合わせ調味料を加えます。
 水を加える
 次に水適量を加えます。水でトータルの水分量を調整するので、必ずあとから加えます。
 具材をのせる
 最後に具材をのせます。なるべく具材が片寄らないよう、まんべんなく広げてください。あとはスイッチをオンするだけ。ご使用の炊飯器に「炊きこみご飯モード」がある場合はそちらでどうぞ。

【炊飯器の注意事項】
※小さじ1は5cc、大さじ1は15cc、1カップは200cc、1ccは1mlです。
※炊飯器は5合炊きのものを使用しています。
※合わせ調味料を表す「A」はあらかじめ混ぜ合わせておいてください。
※炊き上がった米がかたかった場合、酒大さじ2ほどをふってから再度炊飯し、10分後にもう一度確認してみてください。
※室温が高い部屋でタイマー機能を使って炊飯する場合、傷みやすい食材がある場合はご注意ください。

 次ページでは、「豚ごぼうとまいたけの温玉炊きこみご飯」と「油揚げとダブル大根の炊きこみご飯」の作り方を紹介します!