今日から実践! 「スケジュール」と「タスク」を分けよう
料理家・手帳術研究家の浅倉ユキさん
「仕事を精一杯やりたい」「家族との時間も大事」「自分のための時間も作りたい」という思いの狭間で揺れ動く共働きのママ&パパは多いことでしょう。しかし、あっという間に終わってしまう、この「1日」。どうすればもっと思い通りにゆったりと過ごすことができるのでしょうか?
浅倉さんからの第一のアドバイスは「混同してしまいがちな『スケジュール』と『タスク』を分けること」。
ここでいうスケジュールとは、仕事であれば定例会議や顧客面談など、プライベートであればママ友とお茶する約束や子どもの習い事などで、つまり、自分の意志で自由に動かすことができないものを指します。
そして、タスクとは、自由に動かすことができ、自分で完結させることができる用事です。仕事であれば企画書作りや資料読みなど、プライベートでは買い物や家事などがこれに当たります。
この2つをうまく分類できていないと、「一日分の手帳を見ると空白があるのに、なぜだかいつも時間に追われてしまうということになりかねない」と浅倉さんは指摘します。
また、仕事ではチームで働くことが多いので、自分のタスクよりも、チーム全員で共有するスケジュールを優先すべきだとも。
一日の予定を考えるときは、まずスケジュールを優先し、余裕がある隙間時間にタスクをこなしていくという考え方が基本です。次ページでは浅倉さんの「あな吉手帳術」を見せてもらいましょう。
次ページから読める内容
- スケジュールを書き、隙間時間にタスクを書いた付箋を貼る
- 何でも付箋に書き出すことで、自分の忙しさを適正に把握
- システム考案で“自称・怠け者”が“キャパ超えもOK”に
- “翌日シミュレーション”で、家族パーティーも毎朝の早起きも問題ナシ
- 頭で覚えておくことは「暗算」くらいの処理能力しかない
- 家族と過ごす時間が短いからこそ、何事でもイベント化する工夫を
- 一日の中で最も大事にしている時間は、朝の“ごはん作りタイム”
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