我が子のために親子で始めるデュアラーも

 上で述べたように、チャイルド・スポンサーシップは「世界の子どもと直接つながりを持てる」という特徴があるため、寄付プログラムとして優れているだけではなく、実は、自分の子どもにとっても良い影響がある。

 具体的には、チャイルドとの交流を通じて子どもにグローバルな視点が身につくほか、チャイルドの生活を知ることで、お金の大切さも学べる。さらに、自由研究や総合的な学習の教材としても最適。実際、「最近は、我が子のために、親子でチャイルド・スポンサーシップを始めるデュアラーもいる」(目黒さん)という(関連記事1関連記事2を参照)。

 日本では、チャイルド・スポンサーは既に5万人を超えている。世界の子どもを支援できるだけではなく、わが子と一緒にグローバルな視野を広げながら心が豊かになるチャイルド・スポンサーシップ。ぜひ、始めてみてはいかがだろう。

 なお、ワールド・ビジョン・ジャパンでは、11月2日から12月28日まで、厳しい環境に生きる世界の子どもたちに支援の手を差し伸べるため、「この子を救う。未来を救う。」クリスマスキャンペーンを実施している。キャンペーン期間中、3000人のチャイルド・スポンサーを募集している。ぜひ、一度、ホームページにアクセスしてみて欲しい。

■「この子を救う。未来を救う。」クリスマスキャンペーンについて詳しくはこちら
■チャイルド・スポンサーシップについて詳しくはこちら

(文/永浜敬子 写真/ワールド・ビジョン提供)