こんにちは。阿真京子です。先日、1歳のお子さんを育てるお母さんから、次のようなご質問をいただきました。
「インターネットの情報量が多くて、どれが正しいのか分からなくなることがあります。阿真さんも、病気について調べますか? 気になって、夜中に検索魔になってしまうときがあります。子どもの病気とインターネットとの付き合い方について知りたいです」
インターネットで病気について調べること、私にももちろんあります。その際に、気をつけていることがいくつかあるので、今回お伝えしたいと思います。
どこの誰が書いた記事かチェック。反論意見にも目を通す
ネット上にあふれる情報の中から、真実にたどり着くための3つのポイントを紹介します。
まずは、その記事を書いている人が、「どこに所属する、どんな人で、専門分野は何なのか」を確かめます。
さらに、「不安をあおる記事にも注意」したいもの。「○○しないとこの先××になる」「△△すると絶対に□□になる」と書かれていると、読むだけで心配になりますよね。そもそも人の体は一人一人違うので、「絶対」はないはず。それなのに、断定的な言い方をする人の話は、「果たして本当かな?」と思いながら読んでみるといいと思います。
極端だったり、これまでの知識をすべて覆すような内容であったりすれば、すぐに結論を出すのはやめます。
中には、残念ながら「目立ちたいだけ、注目されたいだけ」という人もいます。本当にその分野の専門家なのか、執筆者のプロフィールなどを確認する、そんな目を養っていくといいかもしれません。