ツアーコンダクターの父と保育士の母を持ち、家で留守番することが多かったけれど、寂しいどころかそれを満喫。前回の記事では、仕事を持つ親をかっこいいと思い、家のお手伝いも率先してやっていたという壇蜜さんの子ども時代の話を中心に紹介しました。「社会の一員として必要とされたかった」と子どものころから働くことを切望していた壇さんは、しかし自らのキャリアでは悩むことも多く、色々な資格を取得したり職を転々としたりします。そんな娘を両親はどのように見守り、そして壇さんは何を支えにタレントとして成功することができたのでしょうか。

「松潤じゃない」とパートナーに母がダメ出し


「夫との関係の築き方は母を見習いたいが、男性の好みはまるで違う」と壇蜜さん

日経DUAL編集部 お父さんは、壇蜜さんが14歳のころから沖縄に単身赴任したのですよね?

壇蜜さん(以下、敬称略) はい。母はホッとしていましたね。そして、急に家事が手抜きになりました(笑)。母は男性を立てるタイプで、自分が男性並みに働いていても、父にコンビニのお弁当などを渡しているところは見たことがありませんでした。父がインスタントやレトルトでもいいと言っても、どこか遠慮するんですよ。

 それが、父が家を空けた瞬間から、「はい、ノリ弁。お母さん、これずっと食べたかったの!」ってお弁当買ってきたりして…。母に仕事があってよかった、とつくづく思います。仕事があったから、母は父に依存せずに済んだと思うから。夫がいなくてちょっとうれしいとか羽を伸ばせるという余裕って、働いている妻だからこそ生まれるのではないでしょうか。

 両親は適度な距離感というか男女の関係を大切にしているところがあって、今も別々に暮らしているのですが、父が家に来るときは、母は布団を干したり料理に凝ったりと恋人が来たときのような対応をします。

―― 壇さんも、ご両親のような男女の関係でいたいと思いますか?

 そうですね、私も母と同様に、夫婦になっても夫とある程度の距離感は保ちたいという気持ちは強いです。でも、男性の好みは私と母ではまったく違います! 歴代のパートナーをすべて紹介しているのですが、母は軒並み気に入りません。とりあえず「松潤じゃないから」という理由によるダメ出しから始まって、「あなたの彼、歯ブラシみたいな顔をして…」と反対されたことも(笑)。毎回、「うちの娘に何の用ですか?」みたいな顔をするので、困っているんです。

次ページから読める内容

  • 家族それぞれがソロ活動している距離感が心地いい
  • 働いてさえいればいつか道は開けると信じていた
  • 玉のこしに乗るタイプではないから地道に働くようにと母
  • 子どもと恋人に効くのは「尊重」と適度な「脅し」

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