前回の記事では、2児の母である歌手のhitomiさんが「ママ友とのお付き合いで悩むこと」をテーマに、学校支援のスペシャリストであり、ママ友間の問題にも詳しい生重幸恵さんをインタビューしました。今回は「子ども同士のトラブルやケンカへの介入」「学校行事やPTAへの参加」などを通してママ友とどう関わっていけばいいか、お話を伺いました。

子どもの同士の問題に親がどこまで関わるか?

hitomiさん(以下、敬称略) 子どもの間でトラブルやいじめが発生したりケンカになったりすること、ありますよね。「親がどこまで関わるのか」「どう対処したらよいのか」、親としては迷うところだなぁと思ってまして。

生重幸恵さん(以下、敬称略) まずは子どもの言い分を聞いてあげることが何より大切です。子どもって親によく思ってもらいたいばかりに、自分に都合のいい言い訳をすることもありますよね。その思いを「そうだよね。つらかったよね」とちゃんと受け止めてあげて、「でも、それってお母さんはこういうことだと思うけど、どう?」と、ひもといていくことが大切なのかな、と思うんです。

hitomi 子どもの気持ちを受け止めながらも、引き出していく感じがいいんですね。相手の親御さんと直接対話をして解決していく、という選択を取る人も多そうですけど、それはどうなんでしょうか?

生重 よほど相手の親御さんと親しい間柄じゃない限り、直接対話は難しいでしょうね。今度は親同士がもめて、大きな問題に発展するケースもよく耳にしますので。

★hitomi家、ある日の食卓★

左/離乳食の準備、右/松茸ごはん
左/離乳食の準備、右/松茸ごはん

「食欲の秋!松茸ごはんを炊きました~♪ サンマと松茸は秋になると必ず食べたくなりますね! また最近は、離乳食の準備に追われています! もう、息子は完全食ですが、何をどう取り分けて与えていいものやら、アタマを悩ませています」