指導員や先生の子どもへの対応をしっかりチェックしよう

 最近は、公設と民営の学童を週2、3日ずつ使い分けて、両方利用している家庭も増えてきている。例えば、週2日は、外遊びができて、友達と交流できる公設学童に通い、週3日は、宿題と勉強を見てもらえる民間学童に通う、といった具合だ。それぞれの良さを知った上で上手に使いこなしたい。

 では、最近増えている民間学童を選ぶ際は、どんなポイントに気をつければいいのだろうか。選択のポイントを、下にまとめた。

 まずチェックしたいのは、その学童の「理念」。そのうえで、我が子に合うのか、求めている要素があるのか、しっかり確認してから申し込みをしよう。

 勉強や宿題を重視する場合は、学習習慣が身につくのかどうか、宿題をきちんと見てくれるのかをチェックする。

 実際に見学して、指導員や先生たちとのコミュニケーションがしっかりとれるか、子どもへの対応はどうかも確認しておこう。そのほか、セキュリティや送迎のサポートなど、安心して預けられる施設なのか、預け時間、食事、休んだ場合の振替、習い事はできるのかも、要チェックポイントである。

小学校低学年向けの学童は、家庭的であるべき

 最近は、「勉強をしっかり教えてくれる」ことをアピールする民間学童が増えているが、気をつけたいのは、「学童は塾ではない」という点だ。塾とは異なり、まだ小学校に入ったばかりの子どもたちを長時間預かるからだ。

 そこで大切になるのは、親も気軽に相談できる家庭的な雰囲気と幼児教育のメソッド、それに幼児教育の経験がある先生がいること。詰め込むのではなく、寄り添って子どもの知的な可能性を広げながら学習習慣が身につき、家庭的な雰囲気で情操教育も行う。

 そんな、いわば「全く新しい学習施設」とも言うべき民間学童の例としては、小学校受験のパイオニアである伸芽会が運営する「伸芽’Sクラブ学童」が挙げられる。同学童は、入学希望の児童数が2年で3倍に増えたほどの大人気となっている。次回は、伸芽’Sクラブ学童で、なぜ学習習慣が身につくのか。その秘密に迫る。

(取材・文/岩辺みどり 写真/岩辺みどり、鈴木愛子)

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