論理的思考テスト、子どもの特性、家庭の意向を総合分析

 伸芽´Sに通学している子だけが受けられる「ロジグラ」は、2019年に始まり、既に「3年生の12月初旬のロジグラの結果をもらってから塾を選ぶ」という保護者が多数だという。メインは、伸芽´Sでの3年間、2学期末に行われる「ロジモン(ロジカル問題)テスト」。暗記だけでは解けない、論理的に考える力を要する(=ロジカルな)問題を集めたオリジナルテストだ。

毎回のオリジナルテストには近い将来に向けた工夫が満載だ。上は、有名トップ中学の入試過去問を小1、小2などに合わせてアレンジして出題。親にはそうそう真似できない低学年からの受験対策
毎回のオリジナルテストには近い将来に向けた工夫が満載だ。上は、有名トップ中学の入試過去問を小1、小2などに合わせてアレンジして出題。親にはそうそう真似できない低学年からの受験対策

「このテストで学習定着度、問題処理力、思考力、読解力、表現力などを計ります。小1、2では思考力と学習定着度をチェック。今後の学習に関するアドバイスをします。小3は、塾選びへの重要な要素として結果を分析。同時にアンケートで、進路や勉強方法についてご家庭の希望も詳細に聞きます。この2要素に、伸芽会が独自に収集した各塾のデータと総合し、向いている塾や勉強スタイルをアドバイスします」

 伸芽´Sの各校舎の周辺など、子どもたちが通える位置にある塾を調査し、データ収集と分析を重ね続けてきた。その独自データ、ロジモンテストの結果、アンケートの回答、そして小1から子どもたちを見守り指導してきた先生の考察が加わり、その子の個性や学習傾向から、塾を提案する「ロジグラ」が完成するのである。

ロジモンがある心強さ。保護者からの厚い信頼

 実際、約75%の生徒がロジグラ結果に一致した塾を選択し、約80%の生徒が小4の10月時点で同じ塾に通い続けているという結果が出ている。

 外部の模試や個人の体験談といった限定的要素ではなく、子どもの3年間の成長を見てきた伸芽´Sクラブ学童の先生たちのアドバイスだからこそのナビゲーション。親にとっても、塾選びに留まらない、心強い子育てのパートナーと感じられるだろう。