「知ってる」「分かる」「できてうれしい」という気持ちを伸ばす

　3年生が終わるまでに、4年生レベルの知識を先取りすると聞くと「塾と同じ詰め込み教育か」と思われる人もいるかもしれない。しかし、ポイントは、学力ではなく「知識」を先取りする、ということだ。

　学校で習ったことがないことを学童で習うので、知的好奇心が高い子どもは、優越感や自信を持ち、勉強が楽しくなり、放っておいても勝手に伸びる。では、そうでない子はどうなるのか。「子どもがつまずくポイントは応用問題やテクニックが必要な問題。でもGタイムでは、そうした問題はあえてほとんどさせません。Gタイムの目的はあくまでも『知識』。覚えれば誰でもできる。要するに、子どもの間で差があまり出ないんです」。その結果、すべての生徒が中学受験のための基礎知識を身につけられるという。

　「子どもの学習意欲が伸びるのは、『知ってる』『分かる』『できてうれしい』という気持ちなんです。それを伸ばしてあげられる環境を、私たちは常に用意して待っています」（利倉さん）

　「知ってる」「分かる」「できてうれしい」の3つの学びへの喜び。親としてもそんな楽しい学びができる環境を提供してあげたいが、親だけではどうしても足りない部分もあるだろう。

　そんなとき、子どもたちの放課後に、これらの学びへの喜びをぐんぐん伸ばしてくれる時間と環境を与えられる場所こそ、伸芽’Sクラブ学童かもしれない。基本的には預かるだけの公設学童とも、中学受験のスキルを教える塾とも違う、“全く新しい教育施設”と言える。共働きのDUAL家庭に寄り添いながら、子どもの心も頭も満たしてくれる放課後の居場所。妥協しない学童選びができる存在に、働く親として頼もしい味方を見つけた気分だ。

取材・文／岩辺みどり　写真／清水真帆呂

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□2017年開校　国立校・月島校
□2019年開校　池袋東口校・学芸大学校
□2021年開校　吉祥寺校・（9月予定）大宮校
□2022年開校（予定）　コナミスポーツ伸芽’Sアカデミー品川校
■「知る人ぞ知る！民間学童に予約が殺到する理由とは？」（子育てから受験までの役立つ情報を発信「SHINGA FARM」）


※この記事は2017年12月に公開された記事を再編集したものです。一部、役職等のデータは当時のものです。