先日行われた住宅ローンに関する日経DUALのアンケート(「繰り上げ返済、他のDUAL家庭はどうしている?」参照)では多数の回答が寄せられました。ご回答いただいたお悩みを拝見しましたが、住宅に関する非常にリアルな声が書かれていたこともあり、せっかくなのでこれにアドバイスする形にすると役に立つ記事になるのでは?と思いました。何回かのシリーズでお送りします。

 アンケートへのお答え第2弾となる今回は金利についてです。

 住宅購入で悩むべきポイントはいくつかあります。まずは買うか買わないか、次が予算、その次が金利の選択です(お金の面に限っています)。ローンを組む時には変動金利を選ぶか固定金利を選ぶか、ここが大きな分かれ道になりますが、どう考えたらいいのでしょうか? そしてどちらを選べばいいのでしょうか? これから借りる人に参考になる考え方と情報を提供できればと思います。

 アンケートでいただいたお悩みの中で「固定と変動はどっちがよいのかよくわからない」というものがありました。「通り一辺倒な固定がよいという回答ではなく、少しでも出費を抑えたい日経DUAL世代へのアドバイスが欲しい」という突っ込んだお悩みもありました。

 固定金利がよいというアドバイスが通り一辺倒、というのは多分ある程度情報を集めている方の回答だと思います。ファイナンシャルプランナー(FP)は多くの場合固定金利をおすすめしています。金利が上がると返済額が増えてしまうから、という点が理由になると思いますが、確かに通り一辺倒です。「現在住宅ローンを組む方のうち半分近くが変動金利で借りていますが、返済額が変わらない固定金利がおすすめです。以上」ではアドバイスになっていません。もう少し説明が必要でしょう。 

次ページから読める内容

  • 固定と変動の「本当の違い」とは?
  • 金利は上がるか下がるか予想できる?
  • 金利までリスクを取る必要はないのでは?
  • 救済策は当てにしないほうが賢明
  • 利益を追求したい人はデメリットとリスクを受け入れる覚悟を

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