「実家力」の有無が、人生後半の貯蓄に影響を与える
親が要介護になり、仕送りが必要になったり、介護のために自分が早期退職せざるを得なくなったら、老後のマネープランに大きな影響が出てしまいます。特に注意しなければならないのは「実家力不足タイプ」。親自身が自分達の介護費用を賄うことができず、子ども世帯が一部負担しなければならないというタイプです。
58~67歳(親が83~93歳)の10年間、月5万円の仕送りを続けることを仮定しています。親を直接介護できない場合でも、地元で親の介護をしている兄弟姉妹へのお礼も込めて「せめてお金だけは」と仕送りするケースがあるほか、月に1~2回帰省するなどにより、月5万円程度の費用が考えられます。
では、次ページで衝撃のグラフを見てみましょう。