「何が子どもにとってベストなのか」を悩むのが親の仕事
日経DUAL編集部 日本縦断の旅の道中、チャールズさんは何度も「8歳の子どもに無理だ」とたしなめられたり、驚かれたりします。チャールズさん自身、旅の初めには「この冒険は息子にとって正しいことなのだろうか?」と自問していました。どんなふうにしてその「答え」を見つけていったのでしょうか?
チャールズ・スコットさん(以下、敬称略) 冒険旅行をしているときに限らず、どんな親も、自分が子どもにとって正しいことをしているのか、自問する瞬間があると思います。そこに1つの正解はないのだと思います。正しい答えは、親子の関係によって違いますし、一人ひとり、人は違うのですから。
親にできるのは、何が子どもにとってベストなのかを真剣に悩み、もがくこと。それだけなのだろうと思います。
そして、それと同じくらい大事なのは、「自分自身が何を求めているか」を知ることだと思うのです。なぜなら、親は子どものロールモデルだからです。親が「本当にやりたいことを子どものために犠牲にしている姿」しか子どもに見せなかったら、子どもが親の背中から学ぶのは「本当にやりたいことを犠牲にする姿勢」になってしまいます。ですから理想は、自分がやりたいことを子どもと分かち合えることなのだろうと思います。
チャールズ・スコットさん
次ページから読める内容
- 息子が体全体で「パパは間違っている」と教えていた
- 冒険への耐性レベルに国籍は関係ない
- 前向きに立ち向かわないと何もかもが最悪になる
- 冒険は子ども達にとって人生の練習
- 冒険旅行は家族、特に妹と行くに限る!?
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