1分刻みのプリセットボタンを100通り用意!

 「エレガントキッチンタイマー」を起動すると、0から24までの数字がずらりと並んだ画面が表示されます。まるで九九の暗記表のようです。

 試しに「3」をタップしてみましょう。すると、時間表示が「03:00」に切り替わり、タップしてから2秒後にカウントダウンが始まりました。

計算機と勘違いしてしまいそうな時間設定画面。タップした数字が分としてタイマーにセットされ、自動的にカウントが始まります
計算機と勘違いしてしまいそうな時間設定画面。タップした数字が分としてタイマーにセットされ、自動的にカウントが始まります

 数字は4つのタブに分かれていて、各タブにはそれぞれ「0~24」「25~49」「50~74」「75~99」の数字がセットされています。この数字、1つ1つがタイマーで計る時間(分)を表しています。つまり、1分刻みのプリセットタイマーが100通り用意されていて、計りたい数字をタップすれば時間がセットされ、2秒後にカウントを開始する、というわけ。

 アプリの起動からタイマーの開始まで最短2回タップすればいいのですから、とても効率的。思わず「その発想はなかった!」と唸ってしまいました。ただし、これはデメリットでもあります。時間を自由にセットできないので、プリセットよりも長い100分以上の時間を計ることはできません。まあ、100分以上をタイマーでカウントしたいケースって、そうそうないとは思いますが。

10秒単位で時間を足すことも可能

 「分」はプリセットされていますが、「秒」はどうやって入力するのでしょうか。

 数字をタップして時間をセットすると、カウントが始まるまでの2秒間、時間表示の右側に「+10 sec」と書かれた丸いボタンが現れます。このボタンをタップすると、1回につき10秒ずつ時間を追加することができます。

 例えば「3分30秒」を計りたいときは、「3」をタップしてから「+10 sec」を3回タップすればいいのです。間違えてタップしすぎても、「50秒」の次は「0秒」に戻るので、そのまま何度かタップすることで修正できます。ちなみに「0」のボタンをタップすると、その横に「+10 sec」が出るので、それを3回タップすれば30秒がカウント可能。1分未満の時間を計りたいときは、まず「0」ボタンをタップしてください。

1分未満の時間を計りたいときは、「0」ボタンを使う
1分未満の時間を計りたいときは、「0」ボタンを使う